「麗奈さん、綺麗だよ」 私は世那に跨り、長い髪を乱しながら自ら腰を振った。本当の私は性欲が強い。恭吾との行為で満足したことは一度もなかった。いつも、私はいったふりをして、恭吾が果てるのを待っていた。 それが今ではどうだろう。世那は私を満たしてくれる。自分本位の行為はしない。悔しいけれど、世那は上手い。それ故、世那は私の奥底に隠していた欲望を暴いていく。 私は世那の首筋に手を這わせた。そして、世那の鍛えられた胸筋に口付けすると、彼の身体が一瞬、ビクついた。世那が私に感じている。その事が、私をより興奮させた。私は世那の腹に両手をついて、更に激しく腰を振った。全身に痺れるような感覚が走った。すると、世那が私を下から思いきり突き上げた。 「世那……だめ……///はぁ……」 「麗奈さん、俺の事挑発しすぎ」 「……してない//」 「ははっ。だったら、麗奈さんに思い出させてあげないと」 「え……?」 すると、世那は私の唇に何度もキスをした。そして、首筋に手を這わせ、胸の突起に優しく口付けした。まさに、先程、私が世那にやったことを再現しているかのようだった。ただ一つ違うことは、私が果てるまで、やめないということ。 「はぁ……/世那、もう……あぁっ//」 「麗奈さん、綺麗だよ」 「んん……/////」 私は世那にしがみつきながら、絶頂を迎えた。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ベッドの中で世那は、私の肩を抱き、優しく髪を撫でた。世那は、事後のケアまで完璧だ。モテないはずがない。 「麗奈さん、シャワー浴びる?」 「今はいいわ。誰かさんのせいで動けないから」 「ごめん。麗奈さんが可愛かったから……」 「嘘よ。ただ、もう少し世那とこうしていたいだけ」 最近、あの時に世那を選んでいたら、私の未来は違ったのか?と考えることがある。当時の私の目は節穴で、恭吾の事を自慢の恋人だと思い込んでいた。だから私は、当時、高校生だった世那の想いを振ったのだ。あの頃の私は世間知らずのただのお嬢様だった。 「麗奈さん?」 「なんでもないわ」 「それならいいけど……」 世那はそれ以上、踏み込んでは来なかった。私たちは身体を重ねるけれど、恋人ではない。しかも、私が世那に抱かれる理由も愛ではない。これは、恭吾への復讐だ。 「麗奈さん、疲れたでしょ。今夜は休
Zuletzt aktualisiert : 2026-09-25 Mehr lesen