女上司と不倫した夫が後悔した
出張から帰宅したばかりの私は、夫である石元京介(いしもと きょうすけ)に抱きかかえられたまま浴室に入り、一緒にお風呂に入った。
キスをしている最中、ふと目に入ったのは、家のトイレの便座が上がっていることだった。
私は驚いた。
以前、京介がインターネットで読んだ投稿によると、男性が立って用を足すと、便座に細菌が飛び散ることがあるらしい。
私の健康のために、彼はいつも座って用を足している。
だから結婚してから七年、家のトイレの便座は一度も上げられたことがなかった。友人が訪れた時も、客用トイレを使ってもらうことになっている。
私は直感的におかしいと感じたが、浴室内は一切汚れがなく、髪の毛一本さえ落ちていなかった。
そして、シャワーの水温が、京介が普段使う37度よりも5度高いことに気づいた。
女性がよく使う温度だ。
その瞬間、私は確信した。京介は不倫をしている。