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第439話

Auteur: ルーシー
拓海は、自分をどうにか納得させると、布団の中でごろごろと転がりながら、勝手に玲奈のために布団を温め始めた。

彼女が帰ってきて、シャワーを浴びたあと、温かい布団にそのまま潜り込めるように。

そんなことを考えながら待っていたが、待てど暮らせど、玲奈は戻ってこない。

短編ドラマを一本見終わる頃になっても、彼女の姿はなかった。

さすがに待ちきれなくなった、そのとき――

部屋の外から、綾乃と秋良の会話が聞こえてきた。

「秋良、帰ってきたの?」

「うん。

まだ起きてたのか?」

「あなたを待ってたの。

ちょっと話があって......玲奈ちゃんのことなんだけど、なんだか、様子がおかしい気がして」

「どういうことだ?」

綾乃は言った。

「今夜、夕飯に誘おうと思って電話したら、残業だからって断られたの。

でも、あなたも急に残業で帰れないって言ったでしょう?

それで、余った料理を持って病院に行ったのよ。

でも、玲奈ちゃんはいなかった。

当直の先生にも聞いたけど、玲奈ちゃんの夜勤は来週だし、今日は一日、病院に来ていないって」

その話を聞き、秋良も眉をひそめた。

「....
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