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第484話

Author: ルーシー
玲奈は淡く笑って言った。

「ありがとうございます、冴子さん」

それを聞いた冴子は、気にした様子もなく手をひらひらさせた。

「水くさいわね。

どうせそのうち呼び方も変わるんだから」

玲奈は返す言葉が見つからず、思わず拓海のほうを見た。

視線に気づいた拓海は、肩をすくめて澄ました顔をする。

「俺はお前のことを話しただけだよ。

ほかは何も言ってない」

まるで自分は関係ないと言わんばかりだ。

拓海が認めようとしないので、玲奈は悔しそうに彼を睨みつけた。

拓海は何も言わず、ただ薄く笑うだけ。

その横で冴子がさらに畳みかける。

「ねえ、あなたたち。

ほんとお似合いだわ。

結婚の日取りは決めたの?」

拓海は相変わらず穏やかに笑って言った。

「母さんが決めればいいよ」

その言葉に玲奈は慌てて口を開いた。

「冴子さん、実は私......」

本当のことを言おうとした。

まだ離婚が成立していない、と。

だが冴子は玲奈に言わせる前に遮った。

「冴子さんもなんだか他人行儀ね。

ほら、特大のお祝い包むから、それで『義母さん』って呼びなさい」

拓海も横から乗る。

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美桜
例え子供相手でも、きちんとやったことに対する「責任」を教えないと、愛梨は本当に犯罪者になりかねない。厳しい躾が必要だよ、あの娘には。
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