FAZER LOGIN元カレに「重い」と振られた書店員の柊真尋(28)は、傷心のままゲイバーで出会った男と一夜を過ごしてしまう。翌朝、マンションの隣室から出てきたのは——昨夜の相手だった。 一ノ瀬晃(31)、広告代理店勤務。爽やかな笑顔で「偶然ですね」と言うが、偶然なわけがない。この男、真尋に一目惚れしてわざわざ隣に越してきたのだ。しかも悪友のバーテンダーと共謀して、あの夜の「運命の出会い」まで仕込んでいた。 やることはストーカー、でも好意はまっすぐ。距離感のバグった隣人に振り回される日々の中、元カレから復縁の連絡が届き——。 策略だらけの恋は、本物になれるのか?
Ver mais代わり映えのない日々が過ぎていく。
あれから半年。新しい出会いもなく、それを求めようともしていない。
自分自身が枯れているのではないかと感じてしまう。
今月の新刊の棚の前で小さく息を吐いて、
真尋の勤めている「
毎日毎日、何百冊という本が世に出ている。けれど、その運命を左右するのは最初の一週間と言っても過言ではない。それまでに売れなければ、その本はどんどんと隅に追いやられていく。
だから真尋はPOPに力を入れる。手書きの文字と短い紹介文で、通りすがりの客の目をとめること。それが書店員としての真尋にできる、数少ない仕事のひとつだった。
新刊を並べ終えてPOPを立てかける。指先がインクでわずかに汚れていた。
真尋自身もまるで、棚に埋もれた一冊のように感じることがある。
半年前、三年間付き合っていた
けれど人間というのは単純なもので、ひと月もすればすっかり元の生活に戻れた。朝起きて、本を並べて、POPを書いて、帰って寝る。そのくり返し。だが、心の中の傷はなかなか癒えない。自分の好意が重すぎるとわかってからは、それを抑え込むようになってしまった。
もちろん、響のことを忘れたわけではなかった。耳元で囁いてくれた愛の言葉、唇の感触、やさしい手つき。真尋の敏感なところを、強すぎず弱すぎない力で攻めてくれるのが好きだった。それを思い出しては自分で慰めた。
別れて半年も経っているのだから、そろそろ新しい出会いを求めないと。
そう思っているものの、響のことが忘れられずにいた。
今日も仕事を終えたら、あの味気ない1Kの部屋に帰って、響のSNSを眺めるだけの夜が待っている。華やかな写真の中で笑う響は、真尋と付き合っていたころとなにも変わらないように見えた。変わったのは、その隣に真尋がいないことだけだ。
「今夜、飲みに行こうぜ」
閉店作業の途中でスマホが鳴った。大学の同級生でゲイであることをオープンにしている
「んー。仕事も忙しいし、あんまり飲みにいく気分じゃないかな……」
「おいおい。お前さあ。まさかまだあいつのこと引きずってんの?」
「そんなんじゃないけど……」
図星だった。颯太はいつも勘が鋭い。真尋のウソなんてすぐに見破ってしまう。
「いいかげん、外に出ろって。お前、最近仕事以外で外の空気吸ってないだろ」
「……吸ってるよ。通勤のときに」
「それは移動って言うんだよ。いいから、今日、お前んとこの店の前で待ってるからな」
一方的に伝えると、ブツっと電話が切れた。
「お、おいっ!」
返ってくるのは通話終了の無情な画面だけ。
「仕方ないな……」
真尋はため息をついた。
仕事が終わって店の外に出ると、颯太が街灯の下に立っていた。真尋を見つけると、「よう」と言いながら右手を挙げる。
「……有言実行だな」
「ったり前だろ? 今日は二丁目の『月虹』でいいよな」
「……任せる」
「月虹」はゲイバーだ。颯太は、真尋に新しい出会いを見つけてほしいのだろう。同い年なのに、なぜか真尋のことを弟のように大切にしてくれる。同じゲイだということを知ってからは、なおさら。
「颯太が連れてくんなら、俺に断る権利はなかったわけだ」
「そういうこと。おとなしく楽しめ」
「……いい男がいなかったら早めに帰るからな」
「はいはい。まずは行ってから言え」
颯太は真尋の肩にぽんと手を置いた。その手があたたかくて、自分がどれだけひとりの時間に慣れてしまっていたかを思い知る。
五月の夜風が頬をなでた。まだ少し肌寒い。新宿に向かう電車の中で、真尋はぼんやりと窓の外を見ていた。ガラスに映った自分の顔は、我ながら覇気がない。寝癖のはねた後ろ髪を手で押さえながら、真尋は小さくため息をついた。
月虹は雑居ビルの三階にあった。重い扉を開けると、落ち着いた照明とジャズピアノの音が流れてくる。木目のカウンターに間接照明が反射して、琥珀色の空間が広がっていた。
「じゃあ俺はあっちの席にいるからな。なんかあったら呼べ」
颯太はそう言って奥のテーブルに向かった。真尋をひとりにして出会いのチャンスを作ろうという魂胆だろう。おせっかいなやつだ、と思いつつ、その気遣いがありがたくもある。
真尋はカウンター席にひとり座った。
「モスコミュールひとつ」
バーテンダーに注文すると、低くよく通る声で「かしこまりました」と返事があった。胸元のネームプレートには「片桐」とある。茶髪のウルフカットをハーフアップにまとめた、人懐っこい笑顔の男だった。
モスコミュールが目の前に置かれる。銅のマグカップの冷たさが指先に気持ちいい。真尋は頬杖をついて店内を見渡した。
好みの顔はいないな。
それに、店内ではすでにカップルができあがっていて、ひとりでいるのは真尋ぐらいだった。
「いらっしゃいませ」
片桐が声を出した。新しい客がきたらしい。
「こちらへどうぞ」
真尋の隣の席を勧めている。
「ウイスキー、ストレートで」
隣に座った客が注文をした。耳に心地よい、低い声だった。
横目でうかがうと、シャープな顎のラインが目に入った。スーツ姿を見るに、仕事帰りのサラリーマンなのだろう。
「お待たせいたしました」
片桐が隣の男にグラスを出した。
真尋がモスコミュールを口に運ぼうとしたとき、隣の男が話しかけてきた。
「今日はおひとりですか?」
真尋は男のほうに顔を向けて、思わず息を呑んだ。
好みの顔だった。それも、どストライクの。
切れ長の一重に、わずかに上がった目尻。鼻筋はすっと通っていて高く、横顔がきれいだろうと一瞬で想像できた。やや厚めの唇は形がよく、笑いかけてくれている口元から犬歯がちらりとのぞいている。スーツの襟元を少しゆるめた首筋に、仕事終わりの疲れと色気が同居していた。
心臓がとくんと跳ねた。慌てて視線をグラスに戻す。
……いや、落ち着け。顔がいいからってどうなるわけでもない。
「ええ、まあ」
失礼にならない程度のテンションで答えた。好みの顔だからといって、この男とどうこうなるつもりはない。まして、ワンナイトなどもってのほかだ。
「俺、
「あ、柊真尋です」
「柊真尋さん……。いいお名前ですね」
「……ありがとうございます」
真尋はそれで会話を終わらせようとグラスを口にして酒を流し込んだ。
「お仕事の帰りですか?」
けれど、晃はまだ話しかけてくる。距離の詰め方が自然で、嫌な感じがしないのがやっかいだった。
「はい」
「どのようなお仕事されているんですか?」
「書店で働いてて……」
「えっ? そうなんですか? 俺、本好きで結構読むんですよ」
晃はなにかを説明するとき、きれいな指をよく動かす人だった。本の話になると身振りが大きくなって、ストレートのウイスキーが揺れそうになる。そのたびに「あ、すみません」と照れたように笑う。
真尋は晃のほうへと顔を向けた。
本好きに悪い人はいない。それが真尋のポリシーだった。
「どんな本を読まれるのですか?」
気づけば自分から話しかけていた。
晃はカーヴァーが好きだと言い、真尋はイシグロの話を返した。酒も進み、互いの好きな本を挙げ合ううちに、カウンターの上には空になったグラスが増えていく。こんなに本のことで熱く語り合ったのは久しぶりだった。
響は真尋が本の話をはじめると、いつもどこか退屈そうにしていた。「またその話?」と笑われるのがいやで、途中から本の話を自分からすることをやめてしまった。
でもこの男は違う。真尋の言葉のひとつひとつに頷いて、ときに身を乗りだして反論してきた。本の話をしているだけなのに、こんなに楽しいのはなぜだろう。
「一ノ瀬さん、最近読んだ本で気になったのってあります?」
「そうですね……。『月が落ちたとき』かなぁ。ラストのシーンで感動して泣きました」
「わかります! 俺も号泣しましたもん。俺、その本が好きすぎて、店のPOP書かせてもらったんです」
「そうなんですか? ちなみに柊さんはどちらのお店で働いていらっしゃるんですか?」
「栞堂です」
普段ならこんなにペラペラ自分のことをしゃべらないのに、今日に限って口が滑らかだった。晃が本好きで話が合うからなのか、それとも隣にいて心地よいからなのか、わからない。
「えっ? 俺、その店よく行きますよ」
「ウソ? 偶然ですね。ありがとうございます」
「あそこのPOP、すごく好きなんです。的確で、でも押しつけがましくなくて。本当に本が好きな人が書いてるんだろうなって伝わってきて」
その言葉に、真尋は不覚にも胸が熱くなった。
「……うれしいです」
声が少しかすれた。POPを書くとき、真尋はその本の素晴らしさを伝えたいと思ってしまう。けれど、詰め込みすぎるとわかりにくい。パッと見て内容が伝わり、それでいて目をひく。そんなPOPを心がけてきた真尋にとって、これ以上ない褒め言葉だった。
耳が熱い。たぶん赤くなっている。酒のせいだと思いたかった。
気づけば、ずいぶん酔っていた。ビール二杯でも顔が赤くなるくせに、モスコミュールを何杯飲んだかもう覚えていない。
「真尋さん、って呼んでもいいですか?」
晃が少しだけ距離を詰めて、低い声で言った。颯太以外からその名前で呼ばれるのは、半年ぶりだった。
「真尋でいいですよ」
「じゃあ俺のことも晃って呼んでください。真尋」
名前を呼ばれただけなのに、背中がぞくりとした。晃の指先がすっと真尋の手の甲をかすめる。
「真尋、この後……」
断るべきだった。ワンナイトなんてしない主義だし、初対面の男についていくなんて、普段の真尋なら絶対にしない。
なのに、頷いていた。
晃の目がやわらかく細められた瞬間、真尋の中で半年間張り続けていた糸がぷつりと切れた。
カウンターの向こうで、バーテンダーの片桐がグラスを磨きながら、かすかに口角を上げたのを、真尋は見ていなかった。
◇
やってしまった――。
ワンナイトなんてありえない、できないって思っていたのに。初めて出会った男と、一晩を共にしてしまった。
ホテルの白いシーツの残像がまだ頭にちらついている。名前しか知らない男の大きな手の感触が、腕にも腰にもまだ残っている気がする。
「ありえねえ……」
翌朝、真尋は大きくため息をついて自宅マンションのエレベーターを降りた。酒が抜けきっていない頭で鍵を探していると、隣の部屋の扉が開く音がした。
「あ、おはようございます」
最近引っ越してきたらしいお隣さん。顔を合わせるのは初めてだ。
頭を下げてから顔を上げると――。
メガネをかけた、切れ長の目と目が合った。
どこかで見たことがあるような……。頭の中でぐるぐると考えを巡らせていたとき、目の前が真っ白になった。
それは昨夜、自分の名前を耳元で囁いた男。一ノ瀬晃が、パーカー姿で隣の部屋の前に立っていた。ゴミを捨てに行くようで、手にはゴミ袋があった。
「え?」
思考が止まった。足の裏から血の気が引いて、指先が冷たくなる。昨夜の記憶と目の前の現実がうまく結びつかない。
晃は一瞬だけ目を見開いたが、すぐにやわらかく笑った。まるでなにも問題がないとでもいうように。
「……偶然ですね」
偶然。そうだ、偶然。偶然に決まっている。
だとしても。
お隣さんとワンナイトしてしまった――。
真尋は逃げるように自分の部屋に飛び込み、背中で扉を閉めた。心臓がうるさい。壁一枚向こうに、昨夜の男がいる。これから毎日、この廊下で顔を合わせるかもしれない。
薄い壁の向こうから、かすかにドアが閉まる音が聞こえた。
その事実だけが、真尋の頭の中で鳴り止まないアラームのように響き続けていた。
日曜の朝。 真尋は洗ったプラスチック容器を紙袋に入れて、晃の部屋の前に立っていた。 インターホンを押そうとして指を引っ込める。もう一度伸ばしてみて、また引っ込めた。容器を返すだけだ。なにかあるわけがない。 そうわかっているのに、ドアの向こうにいる男の顔を思い浮かべた途端、指が動かなくなる。メガネの奥のやわらかい目。「もっと知りたいな」と囁いた声。廊下であの声を聞いたら、また耳が熱くなるに決まっている。 だめだ。余計なことを思いだすな。 五分ほど廊下で悶々としたあげく、真尋は覚悟を決めてインターホンを押した。 けれど、反応がない。壁越しにいつも聞こえる生活音も、今朝は聞こえなかった。日曜の早朝だし、出かけているのか、まだ寝ているのかもしれない。二度も三度も押すのは非常識だ。真尋は鞄からメモ帳を取りだして、「ありがとうございました。おいしかったです。柊」と書いて紙袋に入れ、ドアノブに下げておいた。 エレベーターに乗り込んでから、自分の字が雑だったことに気づいた。まあいい。読めれば。 仕事に向かう電車の中で、ぼんやりと考える。 おかずを作りすぎたとしても、隣の部屋の住人におすそ分けするだろうか。きんぴらやひじきなどの煮物類は数日は日持ちする。冷凍だってできるのだから、自分だったら疲れて帰った日用にストックしておく。 それなのに晃はわざわざ分けてくれた。しかも全部おいしかった。真尋の好みに合っていたのは偶然だろうけれど、あの味付けのセンスはたいしたものだ。 なんとなく、そのことが引っかかった。 仕事帰り、近所のスーパーに寄った。朝食用の食パン、牛乳、卵をかごに入れ、惣菜コーナーを物色する。けれど、昨日の晃の手料理を食べてしまったせいか、パックに入った煮物やサラダがどれもぱっとしない。結局、レタス、きゅうり、トマトのサラダ用の野菜だけをかごに放り込んだ。 明日は仕事が休みだ。ゆっくり起きて、ブランチを食べてからカフェで読書をするのが真尋の休日の過ごし方だった。なんの本を持っていこうかと考えながらレジに向かっていると、後ろから声をかけられ
信じられない。 自分がワンナイトしたことも信じられないが、相手が隣の部屋の住人だという事実は、なおさら信じられない。 真尋は部屋に飛び込んだ勢いのまま、玄関にぺたりとへたりこんで頭を抱えた。 どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 あの人、出会った人とすぐに寝るんですよ、なんて噂を流されないだろうか。いや、そんなことをしたら自分が真尋と寝たこともバレるから、それはない。 尻軽な男だと思われて、また誘われはしないだろうか。ちょうどいい性欲のはけ口にされても困る。 ああ、もう、昨日の俺! なんてことしたんだ! けれど、やってしまったことは取り返しがつかない。 のろのろと立ち上がり、ソファに座った。テーブルの上には、昨日飲みかけのコーヒーが放置されている。すっかり冷めきったマグカップが、自分の心境を表しているようで嫌だった。 急いで仕事に行く準備をしないといけないのに、そんな気力が湧かない。 そのとき、壁の向こうから足音が聞こえた。 真尋はびくりと肩を震わせた。 しばらく隣が空室だったから、生活音なんて気にしたことがなかった。けれど、このマンションは壁が薄い。足音だけじゃない。シャワーの水音、なにかを調理しているらしい鍋の音、それから鼻歌。低くて心地のいいメロディが、薄い壁越しに聞こえてくる。 そのたびに、昨夜のことが蘇った。 耳元で「真尋」と囁かれた声。あの声と同じ声が、今、壁一枚向こうにある。大きくてあたたかい手で触れられたときの感覚が、腕にまだ残っているような気がして、真尋は自分の二の腕をぎゅっと握った。 だめだ。思い出すな。 けれど意識すればするほど、壁の向こうの気配が輪郭を持って迫ってくる。水が止まった。タオルで体を拭いているのだろうか。足音がキッチンのほうに移動する。冷蔵庫が開く音、閉まる音。その生活音のひとつひとつが、昨夜あの手で自分に触れた男のものだと思うと、頭がおかしくなりそうだった。 向こうの音がこれだけ聞こえるということは、こちらの音も同じぐらい
代わり映えのない日々が過ぎていく。 あれから半年。新しい出会いもなく、それを求めようともしていない。 自分自身が枯れているのではないかと感じてしまう。 今月の新刊の棚の前で小さく息を吐いて、柊真尋はワゴンに載せた本を平積みしていった。紙とインクの匂いが鼻をくすぐる。この匂いだけは、何年働いても飽きない。 真尋の勤めている「栞堂」は中規模の独立系書店で、駅前という好条件の立地にある。とはいえ、昨今の書店業界に余裕のある店など存在しない。売上は決して悪くないが、数字を見れば安泰とも言い切れなかった。 毎日毎日、何百冊という本が世に出ている。けれど、その運命を左右するのは最初の一週間と言っても過言ではない。それまでに売れなければ、その本はどんどんと隅に追いやられていく。 だから真尋はPOPに力を入れる。手書きの文字と短い紹介文で、通りすがりの客の目をとめること。それが書店員としての真尋にできる、数少ない仕事のひとつだった。 新刊を並べ終えてPOPを立てかける。指先がインクでわずかに汚れていた。 真尋自身もまるで、棚に埋もれた一冊のように感じることがある。 半年前、三年間付き合っていた高城響から「お前は重すぎる」という理由で別れを告げられた。悲しくて悔しくて、眠れない日々が続いた。 けれど人間というのは単純なもので、ひと月もすればすっかり元の生活に戻れた。朝起きて、本を並べて、POPを書いて、帰って寝る。そのくり返し。だが、心の中の傷はなかなか癒えない。自分の好意が重すぎるとわかってからは、それを抑え込むようになってしまった。 もちろん、響のことを忘れたわけではなかった。耳元で囁いてくれた愛の言葉、唇の感触、やさしい手つき。真尋の敏感なところを、強すぎず弱すぎない力で攻めてくれるのが好きだった。それを思い出しては自分で慰めた。 別れて半年も経っているのだから、そろそろ新しい出会いを求めないと。 そう思っているものの、響のことが忘れられずにいた。 今日も仕事を終えたら、あの味気ない1Kの部屋に帰





