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第43話

Author: ラクオン
竜也は毎年、智子に一年に二度の健康診断を手配している。誰よりも彼女の身体のことを把握している男だ。

智子は彼に向かって、睨みを効かせながら言った。

「何がヤブ医者よ。あの子、すごくいい人だったわよ。腕もいいし、性格も抜群だし......」

言い終わると、急に目を輝かせた。

「お嫁さんにぴったりじゃないかしら?」

「......」

竜也はこめかみを押さえ、眉をひそめて冷たく言った。

「ばあちゃんは、生きてる女の子を見ただけで、すぐに孫の嫁にしようとするのやめてよ」

「何が悪い?私の目に狂いはないわよ」

「ばあちゃん、これは縁ってものだよ」

「だったら、見なきゃ縁もクソもないじゃない!」

智子は全く聞く耳持たず、鼻息も荒く言い続けた。

「何度か通えば、もっと親しくなれるでしょ。今度こそ連れてくるわよ、あなたにも紹介してあげるからね。ほんとに、あの子、すごく可愛いかったし......」

「おばあちゃん」

竜也は額を押さえながら、胃をさするような仕草で遮った。

「腹減った」

「なに?こんな時間まで食べてないのかい。まったく、ちょっと待ってな!」

智子は杖も持た
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Mga Comments (1)
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YOKO
うぅん? あの子‥ て、梨花の事だよね? どういう事ですか?
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