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第17話

Auteur: 槇瀬陽翔
last update Date de publication: 2025-08-08 17:18:42

ひとしきり大泣きして、泣き疲れて俺は寝ちゃってたみたいだった。

「…っ…たい…がぁ?…」

大我の名を口にしたら

「起きたか、少しは落ち着いたか?」

そっと頭を撫でられた。俺は大我に抱き着いて大泣きしてそのままの体勢で寝てたらしい。そんな俺を大我はそのままの体勢でずっと抱きしめててくれたみたいだった。

「んっ、少しは…」

だから、少しだけは落ちついたと返事をしたら、また頭を優しく撫でられた。

「それじゃ、ここからが本題。今回の件、唯斗の気持ちを聞いてほしい」

大我の言葉に俺は深呼吸をして自分の気持ちを伝えるために口を開いた。

「俺は…今更、俺を返せと言ってきた2人にも、俺をもう一度、捨てようとするあの2人にも、二度と関わり合いになりたくない。もう、俺に関わってほしくない。俺に連絡してほしくない。俺は…俺は大我や、大我の家族がいてくれればいい。もう、俺は神尾家の人たち意外と関わり合いになりたくない…」

学校に行けば親友と呼べる人たちもいる。だけど、今の俺にはその親友と呼べる人たちですら関わりたくないって思ってしまっている。大我が俺の傍にいてくれればいい。大我たち家族がいてくれればいい。今
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