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村長の軍略、図に当たる

Penulis: 結城慎二
last update Tanggal publikasi: 2026-07-26 06:00:27

 足下では断末魔が二つ。

 野盗団はそこで自分たちがはめられたことに気づく。

 頭目だろうか? 大柄な男がこちらを確認して指示を出し、六人がこちらに走ってくる。

「サビー、逃げるやつらにあと一、二射!」

「了解」

 僕は僕でこちらに迫る六人のうち一人を狙い撃ち。

 ……といっても狙うのは確実に当てられる胴体部分だ。

 同じ男を狙って二射。

 どちらも命中はしたけれど、一矢は左の二の腕だ。

 その間にサビーは水平射撃で三矢、最後の一矢を天に向かって射かける。

 当たったかどうかは判らない。

 盗賊団から割かれた男たちをイラードとガーブラが二十シャルほど先で迎撃。

 その間に僕とサビーは櫓を降りる。

 何がすごいって、僕らが地面に降りるまでイラードが二人、ガーブラが三人を抑えてくれていたことだ。

 最後の一人は僕が手負いにしていたので、サビーが先に降りて迎え撃つ。

 負傷した野盗に遅れをとるわけもなく、サビーは野盗を斬り伏せ
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     さて、ここからは前世の記憶をフル活用だ。  襲ってきたのは、十数人の盗賊団。村には女子供を含めて三十人ちょっと。ここは本当に農村の一集落だった。  ん? この世界は前世知識的にどれくらいの文明水準なんだ?  くそっ、ど田舎の未成年じゃ参照知識がなさすぎる。  異世界転生ものならそれなりの環境に生まれ直させろっての。  ──って言っても仕方ないわけで、そもそもテンプレの神様にあった記憶がない。  現世の記憶を手繰り寄せてもなろう系のお作法である知ってるゲーム世界的な場所でもなさそうだ。  あ、もっとも僕、

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    「で、僕のステータスはどうやったら確認できるの?」「なにそれ、美味しいの?」 え?「うそうそ、そんな便利機能現実世界にあるわけないじゃない」 だよねー。「数値が知りたいなら体力測定とかIQ検査でもしてみる?」「それって実際あてになるの?」「参考程度には」 だめじゃん、そんなの。「まぁまぁ。ホラ、そろそろ準備始めなきゃまた木の上で寝ることになるよ」 リリムに言われて気がついた。  お日様がだいぶ西に傾いているらしく、僕の影

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