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8 あなたとひとつになる夜

Author: けいこ
last update Last Updated: 2026-02-06 20:09:02

そっか……

だからあんな電話があったんだ。

「ああ、信じてくれ。これから先は、何があっても俺を信じろ。俺は、お前だけを見てるから。悲しませるようなことは断じてしない。絶対に……」

そう言って、瑞はまた私にキスをした。

小川先生のこと、少しは驚いたけど……

でも、もう周りに振り回されないようにするって、ちゃんと決めたから。

「瑞、私も言うね。私……賢人君と……坂井先生にも告白されたの」

「さ、坂井先生にも?」

「えっ?」

「山下君とは、病院でたまたま会った時に聞いたんだ。愛莉に告白してフラれたって。でも、まさか、坂井先生にも……」

「う、うん。入院した日、坂井先生に言われて……。だけど、先生には瑞とのことは何も話してないよ。ただの幼なじみだと思ってるから」

「そうなんだ……」

「ごめんなさい、黙ってて」

「いいんだ、そんなこと。でも、今からは何でも話し合っていこう」

「うん、私もそうしたい」

その日は、シャワーを浴びてから、朝まで同じベッドで一緒に眠った。

ねえ、瑞。

好きな人の横で眠るって、こんなにも幸せなことなんだね。

私、初めて知ったよ。

今夜――

瑞とずっとこうしていられること
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