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第372話

مؤلف: 小円満
これから先、心菜の暮らしは、きっとどんどん大変になっていく。

時生が、あの子をちゃんと守れるのだろうか。

あの子には何度も何度も心を傷つけられてきたのに、これからのことを思うと、やっぱり胸が苦しくなる。

どれくらい時間が経ったのか、ふいにインターホンが鳴った。

デリバリーが来たんだと思って、すぐにドアを開けた。

しかし、そこに立っていたのは、まさかの高司だった。

今日はダークグレーのカシミヤコートを着ていて、肩幅の広さと引き締まった腰のラインが際立ち、すらりとした体つきがいっそう目を引く。

黒い短髪にはうっすらと雪が積もり、吐く息さえ白くにじんでいて、まるで冬の絵の中から抜け出してきたようで、不思議と目が離せなかった。

胸がドキッと鳴って、言葉にできないざわめきがこみ上げる。思わず聞いてしまった。「どうして来たのですか?」

彼は淡々と答える。「沙耶から電話があって、今夜はデリバリーだって聞いた。大人ならそれでもいいけど、子どもがそんなのばかりじゃ体に良くないだろ」

「私は……」

言いかけたところで、説明する間もなく、沙耶香が書斎から出てきた。

小走りで高司のとこ
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