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第六十一話

مؤلف: 麻木香豆
last update تاريخ النشر: 2025-12-27 13:14:08

その後の寧人は、仕事でも異様なほど波に乗った。

営業成績は右肩上がり。社内表彰では社長賞まで獲得する。

誰もが羨む成功だった。

――そして、一護が胸の奥で感じていた違和感も、現実になっていく。

寧人の周囲には、次第に人が集まり始めた。

古田との関係は、すでに公然の秘密のようになっていた。

仕事中の距離の近さ、息の合い方。

二人のコンビ感は、まるで長年連れ添った夫婦のようだと、社内でも噂されるほどだった。

さらに寧人は、仕事の延長線上で他の場所にも足を運ぶようになる。

マッサージ店。

甘く蕩けた声と、距離の近さに、感覚が麻痺していく。

オプションで複数人を指名し、与えられる好意を拒まなくなった。

そこに現れたのが、仮面を被った頼知だった。

正体を知ってなお、距離は曖昧なまま。

抱かない、と頭では線を引きながらも、周囲はそれを許してはくれない。

「いつになったら僕の番?」

軽口のようでいて、冗談では済まない空気。

寧人は笑って誤魔化すが、逃げ場はどんどん狭くなっていく。

問題は、それだけではなかった。

寧人は女性社員とも関係を持つようになり、しかも一
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