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70話

last update publish date: 2026-06-07 19:40:23

まさかとは思いつつ、かすみは探るような口調で、

「へぇ〜、そうなんですね。ちなみに、そのかぼちゃのサラダというのは、デパ地下のデリのような甘い味つけの、ですか?」

そう小笠原に聞くと、彼は眉根を下げて、

「いや、違います。というのも、そのかぼちゃのサラダが好物だという方は、どうやら甘い味付けのものが苦手らしくて。」

言われたかすみは瞬時に、

"御子柴さんだ。絶対、御子柴さんだ"

そう思うと、途端にそわそわとし始める。

小笠原から加島伝いに、今日のパーティーの主催者はどこぞのお金持ちだとは聞いていたが、彼らの態度を聞くに、そこから弥一を連想することはなかった。

まさか、こんなにすぐ会うかもしれないことになるとは。

どの面下げて彼と対面すればいいというのだろう。

いや、そもそもで自分如きが彼に会おうとしてること自体がおこがましい。彼に合わせる顔なんて元よりあるわけないじゃないか。

そう考えたかすみは、準備だけしてはちゃんとして、パーティーが始まる前にお暇しよう、そう心に決めると、

「小笠原さん。よければそのかぼちゃのサラダ、私に作らせてもら
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  • 君に触れたい〜逃した未来は大きかった〜   2話

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