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第 461 話

Auteur: 江上開花
静樹の我慢の限界は、その時々の気分次第だ。

そして今の彼の気分は、隣で喋り続ける葵音のせいで、底辺まで落ち込んでいた。颯斗との縁がなければ、とっくに車からつまみ出していただろう。

あまりの冷淡さに、葵音の勇気は萎みかけていた。もともと彼を少し怖がっていた彼女は、慌てて何を言えばいいか分からなくなった。

車が一軒の別荘の前に差し掛かった。葵音は思わず呟いた。「ここに、お住まいなんですか?」

一等地ではあるが、大社長である静樹が住むには手狭な物件だ。

静樹は目を閉じたまま、返事をしなかった。

車が別荘の中へ入ると、ゲートがゆっくりと開いた。葵音はまだどうにかして一服お茶を飲もうかと考えていると、静
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