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第58話

Penulis: かおる
星は清子を一瞥すると、すぐに視線をそらした。

「星野さん、翔太くんと雅臣に会いにきたの?」

清子はやわらかい声で問いかける。

「二人なら今ここにいないわ。案内しましょうか?」

星は淡々と答える。

「必要ないわ」

そう言って彼女は清子を避けるようにして階段へと向かう。

音楽室は階下にあり、怜を迎えに行くためだった。

だが清子はすぐに追ってきた。

「星野さん、少しだけお話できる?」

「あなたと話すことなんて、何もないわ」

星は振り返りもせず、冷ややかに言い放つ。

「雅臣のことで、少し――」

「それこそ、もっと話すことなんてないわ」

角を曲がり、階段に差しかかる。

「あなたたちのことなんて、興味ないの」

「星野さん......」

清子が突然、彼女の手首をつかんだ。

「5分だけでいいから、時間をもらえない?」

星は静かに手を引き抜き、淡々と答える。

「はっきり言ったはずよ。話すことはないわ」

そう言って、彼女は階段を下りようとした。

その瞬間――

焦ったように動いた清子の足がもつれ、バランスを崩した。

「きゃっ!」

清子は階段から転げ落ち大理石
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千恵
清子の側にいつも勇がいる。 気持ちわる〜
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