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26話

مؤلف: 東雲桃矢
last update تاريخ النشر: 2026-06-07 11:00:52

 翌朝、目を覚ましたマリアネラは、ドレッサーの前に座ると、ペンダントトップを出した。美しい台座の中央に嵌められている石は、どう見てもそのへんに落ちてるような石ころを加工したようにしか見えない。

 マリアネラは他のネックレスからチェーンを外すと、ペンダントトップを付け替えた。

 両手で握って祈りを込めた後、ネックレスを窓際に置く。

 このペンダントトップは、夕の国の兵士に捕まる前、父が握らせたものだ。陽の光があたった時間と同じ時間だけ輝く特殊な石で、時間が切れるとただの石のような見た目になる。ペンダントトップは、長い地下ぐらしで輝きを失ってしまった。

 マリアネラはこのペンダントトップを、口の中や下着の中などに入れ、兵士や奴隷市場の商人に見つからないように、必死に守ってきた。

「これだけ宝石があるんだもの。いいわよね」

 もしチェセルに指摘されたら、彼に買ってもらったと言えばいい。

 石は陽の光を吸収し、淡い黄色に変化していく。本来ならもっと濃い黄色になる。だが、そこまで輝くには、更に時間が必
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  • 奴隷王女は宵獅子の愛に溺れる   6話

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