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第17話

Auteur: フカモリ
そして克典に尋ねる。

「どうして電話もくれなかったの?いつ帰国したの?それに、どうして私がここで遊んでるって知ってたの?」

飛び上がらんばかりに喜ぶ紗友里を、克典は片腕でしっかりと受け止め、もう一方の手で彼女の顔にかかった髪を優しく払いながら、笑って言う。

「夜、家に着いたばかりだ。父さんが、お前がここで遊んでいると教えてくれたから、迎えに来た」

両手で克典の首に腕を回し、紗友里は彼を見上げる。

「お兄ちゃん、今回は一年近く帰ってこなかったでしょう。会いたくて死にそうだったんだから」

その時、真琴と拓真たちもやって来た。

真琴は穏やかな声で挨拶する。

「克典さん、お久しぶりです」

その姿を見ると、克典はそっと紗友里から身を離し、右手を伸ばして真琴の髪を撫でた。

「真琴、久しぶりだな」

克典は長身で、外交官という仕事柄か、普段は隙がなく厳格に見えるが、紗友里や真琴のような年下の女性にはとても優しい。

その様子を見て、拓真たちも慌てて挨拶する。

「克典さん!」

「克典さん、お久しぶりです!」

克典は一人一人に応えず、ただ皆に頷くだけで返事とする。

最後に、拓
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