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23.周囲の心配

Penulis: 桜立風
last update Tanggal publikasi: 2026-03-11 12:50:28

「桜ちゃん、話せることがあったら、いつでも聞くからね」

あんな痛々しい姿の龍之介を見て、何でもない顔をして、すぐに自分の生活に戻れるはずもなく。

努めて浮かべる笑顔の本音に、美紀は呆気なく気づいてしまった。

「うん。…いつか、聞いてね」

美紀になら…自分のこれまでの生い立ちを話してもいいかもしれない。

そうすることできっと、美紀が就職した会社を辞めてしまった理由や、心も体もしんどくなってしまったことを教えてくれるだろう。

…打ち明けあって、さらに信頼し合える友達になれたら…嬉しい。

でも龍之介のことは…もし巻き込むようなことになったら…と思うと、まだ話せそうもない。

…しばらくして、昭仁に呼ばれた。

「美紀さんに、有給休暇を取ってもらおうと思ってるんだ。桜さんはまだうちに入って日が浅いけど、特例として、先に付与してもいいと思ってるんだけど」

「有給休暇…ですか?」

「あ…あの、ここのところ少し元気がないようだから、お休みをあげたいと思ってる。心配だから!」

いつか…昭仁さんの話はわかりにくくて小難しいと指摘したことを覚えていたようだ。慌てて言い直されて、ちょっと笑ってしまった…!

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龍之介が回復に向かっていて良かった。 桜ちゃんも美味しく食事ができて良かったよ。 ケーキは一番最初は本当にクライアントさんからで、桜ちゃんの笑顔が見たくて次からは自分で買ったのかな?
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