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第578話

مؤلف: 清水雪代
智美は、自分のために毅然と立ち上がってくれる菊江と明日香の姿に、胸が熱くなるのを感じた。

拓真と謙太も同時に立ち上がり、小さなナイトのように曾祖母と祖母の脇を固めた。

これには心陽も狼狽を隠せなかった。

美奈子が指示したこの席順は、彼女自身も正直「やりすぎだ」と思っていたのだ。

智美に嫌がらせをする方法は他にもあるのに、どうしてこんな露骨で幼稚な手段を取るのか。

菊江と明日香がこれほど強固に智美を守るとは想定外で、彼女は一時どうしていいか分からなくなった。

彼らが全員立ったままなので、周囲の招待客の注目を集め始め、会場のあちこちからひそひそと囁く声が聞こえ始める。

美奈子はこちらの騒ぎを聞きつけ、慌てて駆けつけた。

到着するなり心陽を叱責する。「どういうこと?お客様を席にご案内するだけの簡単なことができないの?」

心陽は反論もできず、頭を下げて黙り込むしかなかった。

姑が引き起こした問題の責任を、押し付けられる。いつものことだ。もう慣れてしまった理不尽を、飲み込むしかない。

この瞬間、彼女は智美が少し羨ましかった。少なくとも、智美の婚家は全力で彼女の味方をしてくれ
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