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第61話・種

مؤلف: 新矢識仁
last update تاريخ النشر: 2025-12-28 05:39:28

「何を落としたんだ?」

 リーヴェに言われ、俺は下の様子を見ながら答える。

「種」

「種?」

「生神特製の種」

「だから……!」

 キガネズミはきぃきぃ言いながらネズミの上に子ネズミが乗って、その上に孫ネズミが……方式でこっちに届こうとしている。ネズミは頭がいいって言うけど、なんか観光地の鯉みたいな勢いで上がってくる。

 自在雲の高度を上げて対抗しながら、俺はまた種を【増加】し、ばらまく。

「種って……餌を与えてどうするんだ」

「毒か何かは使えないのか」

「俺の属性に毒はないから無理。その代わり、【神威】が込められている」

「魔獣に【神威】を与えてどうするんだ」

「【神威】与えたのはネズミじゃなくて種」

「だから何をやっているんだ」

「もう少しで結果は出るかな」

「キキィ……」

 明らかに他に比べて鈍い鳴き声が幾つか聞こえた。

「どうだ?」

 見下ろした先には、大きく膨れ上がったキガネズミ。

「キキィィィ!」

 膨れ上がったキガネズミは、悲鳴を上げて内側から破裂した。

「何、が?」

「おし、成功」

 破裂したキガネズミのあとには、たくさんの種がある。

 目の前の餌にキガネズミは喜んで
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  • 生神様になったらめっちゃ思い通りになるんですけど   第148話・新しいお役目

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  • 生神様になったらめっちゃ思い通りになるんですけど   第143話・神託

    (神託って……サーラ?) チラリと見た彼女の横顔は、少し愉快に笑っていた。(ああ。私が下した)(なんでまた)(不安になったからな) 自在雲に横座りしてサーラは涼しげな瞳を前に向けながら、しかし意識はしっかりとこっちを向いていた。(フェザーマンがあの娘のような者ばかりであれば、最早救うべき価値もないと思っていた。だから)(……でも、俺ができるだけ生神ってことをバラしたくないって分かってたろ?)(分かっていた。だが、それ以上に、フェザーマンと言う人間が腐っているかどうかを確かめなければならないと思った。シンゴとて、あの娘の言い草に相当腹を立てていたろう?)(……ああ)(故に、

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