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第1231話

Author: 栄子
浩平は詩乃の話を聞いて、輝があたふたしている様子が目に浮かぶようだった。

「岡崎さんは女の子が欲しくてたまらないんだ」浩平は口の端を上げて笑った。「今度こそ、願いが叶うといいけどな?」

「そうね、願いが叶うといいけどね」詩乃は言った。「音々さんの話だと、岡崎さんは夢の中でまで女の子が欲しいって叫んでるんだって。そのために漢方の先生に相談して、女の子を授かりやすい体質にしてもらおうとしてるらしいの」

浩平は一瞬言葉に詰まった。「漢方でそんなことができるのか?」

「できるみたい」詩乃は言った。「二宮社長の義理のお父さんである北条先生も、すごく腕のいい漢方の先生なんでしょ?岡崎さんは、その先生に診てもらってるのよ」

浩平は口元を緩めた。「じゃあ、二番目の子が生まれるのを待つとするか。本当に女の子だったら、俺もその北条先生に診てもらおうかな」

詩乃は呆れながらも笑った。「男の子でも女の子でも同じじゃない。あなたまで岡崎さんみたいに、女の子ばかり欲しがるなんて!」

「そんなことないさ」浩平は軽く咳払いをした。「息子だって大好きだよ。でも、男の子も女の子も両方いれば、それに越したこと
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