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第466話

Author: 栄子
裁判官から見ると、基本的には兄弟不分離を前提としてはいるが、しかしすでに戸籍上別々となっているわけだから、それを覆すのには相当難しいと考えられるでしょう。

さらに、誠也の社会的地位を考えると、それが判決を大きく左右することは目に見えているのだ。

また、碓氷家には跡取りが必要な点からしても、誠也はそう簡単に諦めないだろう。

もちろん、これらは葛城弁護士が長年担当してきた事件から得た大まかなデータ予測だ。

法律は変わらなくても、裁判官は人間だ。法に則った上でも、実際に判決を下すのは人間なわけだから、裁判官によっては異なる判決をする可能性だってあるはずだ。

それを言われ、綾はようやく納得できた。

葛城弁護士の話を要約すると、現実的に安人の戸籍が碓氷家にある上今の彼女には誠也と張り合えるほどの実力もないので、子供二人とも引き取れる可能性は極めて低い、ということだ。

しかし、それでも綾はこの裁判を戦わなければならなかった。

息子をやっと取り戻せたんだ。4年間も離れ離れになったその分だけの愛情を埋め合わせるのに、彼女は全力を尽くしたいと考えたのだ。

......

それからの一週
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誠也はどうなったの?
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