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第15話(24)

Author: 北川とも
last update publish date: 2026-02-04 17:00:20

 三田村なりの独占欲の表れなのだろうかと思うと、愛撫で得る以上の悦びが、和彦の体を駆け抜けた。

 凝った胸の突起を、執拗に舌先で弄られる。焦れた和彦が三田村の頭を抱き締めると、ようやくきつく吸い上げられ、心地よい疼きに体が震えた。

 顔を上げた三田村と唇を啄み合い、舌先を触れ合わせる。戯れのようなキスを繰り返しながら和彦は、三田村の背にてのひらを這わせる。可愛がるように虎の刺青を撫でていると、和彦の手つきに感じるものがあったのか、三田村が笑った。

「先生の手にかかると、俺の背中の虎も、猫と一緒だな」

「ああ。ぼくに身を任せてくれるなら、虎も可愛い」

 和彦はそう囁くと、三田村の唇をそっと吸う。三田村はちらりと笑ったが、次の瞬間には真剣な顔となり、和彦の唇を吸い返してきた。

 もっと甘い会話とキスを交わしたかったが、この時間はあっという間に終わりを迎える。

 ふいに顔を上げた三田村が、枕元に置いた携帯電話を取り上げ、時間を確認した。

「……先生」

 そう声をかけられ
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  • 血と束縛と   第6話(35)

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