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第14話

Auteur: 南のさかな
鈴木主任は少し黙ってから、うなずきました。「助かる可能性は非常に高いですよ。奥さんはもともと健康な方ですし、3年前の流産の影響はありますが、今回の妊娠初期の数値はどれも良好です」

すると診察室は死んだように静まりかえっていた。

純一は椅子に座ったまま、全身から力が抜けてしまったかのようだった。

彼は自分を嘲笑うかのような苦い表情を浮かべたあと、顔を覆い、肩を激しく震わせた。

自分のせいだ。

自分が、この手で子供を殺したんだ。

一度だけじゃない。

――

それから純一は玲奈との関係をすべて清算し、渡した金品もほとんど取り返した。しかし、心にぽっかりとあいた穴は、ますます大きくなるばかりだった。

彼は優里と暮らした家を出て、会社の近くのホテルに泊まっていた。

毎晩、純一は優里の夢を見た。

ある時は、自分に笑顔でラーメンを食べさせてくれたり。ある時は、流産した時の真っ青な顔だったり。またある時は、最後に自分を見た時の、感情のこもっていない瞳だったりした。

今まで、優里がいないことが、これほどまでに辛いなんて、純一は想像もしていなかった。

会社では、みんなが噂話をしてい
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