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第0245話

Author: 風待 栞
先ほど男たちが乗り込んできた際に見えたが、扉には腕ほどの太さがある鉄の鎖が幾重にも巻かれ、巨大な鉄の錠前がぶら下がっていた。

逃げ道など、どこにもない。ましてや、パニックを起こした紗音を連れて脱出するなど不可能だった。

水琴は冷たい床にへたり込んだ。重人お兄ちゃんが、きっと助けに来てくれる……

重人でも、灼也でもいい。今はただ、外の誰かに希望を託すしかない。

しかし、胸の奥底で言いようのない不安が渦巻いていた。どうして灼也は、あの時電話に出なかったのだろう。自分がこんな目に遭っていることに、気づいてはいないのだろうか。

同じ頃、隣の部屋ではリーダー格の男のスマートフォンが鳴っていた。

電話に出た男が何度か短く相槌を打つと、その目つきが急激に凶悪なものへと変わった。

男は周囲の仲間たちに目配せをし、立ち上がった。

ガチャン!重たい錠前が外され、冷たい床に落ちる音が響いた。

水琴は瞬時に立ち上がり、壁際の紗音を庇うように立ち塞がった。「何をする気?」

「決まってんだろ。生意気な女に、たっぷり教育してやるんだよ!」一人の男が下劣な笑みを浮かべて吐き捨てた。背後にいた数人が
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Rims
お兄ちゃん間に合って良かったよ〜〜! 灼也は今回ダメだね 黒幕の女を呑気に迎えに行って仲良くお食事してたんだから、 お兄ちゃんは絶許だろ思うわ せめて紗音ちゃんは助けて連れて帰って
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