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第503話

作者: ミス・シャドー
「老婆」が振り返ると、冷徹な星のような瞳と目が合った。

「あなた、は……」

風歌は冷笑した。

「麗奈。まさかここまで落ちぶれて、心まで腐りきっていたとはね!」

言い終わると同時に、彼女の瞳に殺気が宿り、柔術の技を使って手首を強くひねった。麗奈の細い手首がゴキリと音を立て、その場で折れた。

「ぎゃあ!私の手が!」

麗奈は苦痛に顔を歪め、手にしたナイフを取り落とした。

風歌はハイヒールを履いた足を上げ、彼女の太ももを激しく蹴り飛ばした。

麗奈はその場に倒れ込み、しばらく這い上がれなかった。

周りのスタッフ、マネージャー、アシスタントたちは、恐怖で呆然としていた。

「何ぼっとしてるの!早く美絵子の顔を洗ってあげて!」

風歌が低く怒鳴った。

「は、はい!」

アシスタントは急いで乾いたバスタオルを持ってきて、ずぶ濡れの美絵子を包み、洗面所へ連れて行った。

麗奈は自分の計画が完全に失敗したのを目の当たりにし、悔しさでいっぱいだった。

今回の機会は、なけなしの貯金をはたいて、ようやく美絵子のバーナでの撮影スケジュールを買い取って得たものだったのだ。

彼女は大声で叫び、風歌を指差してヒステリックに怒鳴った。

「なんで助けるのよ!私がネット中から笑いものにされて、バタフライ・ガールズを強制脱退させられて、数億の違約金まで背負わされたのは、全部こいつのせいよ!こいつは死ぬべきなのよ!」

風歌は軽蔑の鼻を鳴らし、瞳に皮肉な笑みを浮かべた。

「あなたの写真を流させたのも私、脱退命令を出したのも私、あなたを今の惨めな状態に追い込んだのは、全部私よ。私は今、あなたの目の前に立っているわ。殺しにいらっしゃい」

麗奈は彼女の言葉に呆然とし、しばらくしてからようやく反応した。歯ぎしりしながら彼女を睨みつけ、よろよろと這い寄り、もう一方の手で地面のナイフを拾おうとした。

「殺してやる!殺してやる!」

彼女の手が柄を握った瞬間、刃を風歌のハイヒールに踏みつけられ、どうしても持ち上げられなくなった。

「麗奈。あなたが今日ここまで落ちぶれたのは、あなた自身が招いた結果よ。大人しくアイドルを続けて、作品を作って実力を磨いていれば、芸能人として長くやっていけたはずだわ」

麗奈は目を赤くし、涙が頬を伝った。

風歌は続けた。

「でも、あなたは日の当たる道を歩かず、
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