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第20話:突然の雷雨と、完璧な防音結界

ผู้เขียน: ぱすた屋さん
last update วันที่เผยแพร่: 2026-06-10 17:51:00

「お待たせいたしました、ヴェラ様。特製のイチゴジャムが完成しましたよ」

サンルームに、とろけるような甘い香りが広がった。

アシュが銀のトレイに乗せて運んできたのは、焼き立てのスコーンと、まだ湯気を立てている艶やかな赤いジャムだった。

純白のエプロンを外した彼は、いつもの完璧で美しい貴公子の姿に戻っている。

「うわあ……! 本当にいい匂い。色もルビーみたいで綺麗ね」

「ヴェラ様にそう言っていただけて、イチゴたちも本望でしょう」

アシュは優雅な手つきでスコーンを半分に割り、たっぷりとジャムを塗って、私のお皿に取り分けてくれた。

彼が淹れてくれた温かいミルクティーの香りも相まって、ここはまるで天国のような空間だ。

私はさっそく、ジャムが塗られたスコーンを一口かじった。

「んんっ……! 美味しい!」
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