♢背徳的な好奇心と無垢な誘い「あとね、お兄ちゃんの彼女がねぇ……兄ちゃんのアソコを触ってたのを見たぁ……」と、ユナは無邪気な声で、しかし核心を突くような言葉を言い出した。その言葉は、ユウの心臓を鷲掴みにする。 ということは……ユナはそこまで知っているのか!? ユウはどこまで知っているのか、その詳細に強い興味を覚えたが……もし聞いたら、この場で二人で、その行為をしてしまいそうだ、と直感的に察した。「そ、そうなんだ……」隣でスヤスヤと眠っているエリーに、すでに深い罪悪感を感じている。ユウは、色々と聞きたい衝動を必死に我慢した。「お兄ちゃんが触られて、気持ちよさそうな顔をしてたけど、あれって気持ちいいのぉ?」と、純粋な瞳で尋ねられ、ユウは焦った……。なんて答えればいいんだよ……?「……気持ちいい……」嘘をついたり誤魔化しても、そのうちバレることだし、それにユナの真っ直ぐな瞳を前に、嘘はつけなかった。ユウは正直に答えた。「そっかぁ……ね、ユウ兄ぃ……の、ちょっとだけ触っても良い……?」ユナの問いかけに、ユウの頭の中は混乱した。 いろいろとおかしいだろ。出会ったその日に結婚して、エッチ……って。なにかの罠か……とか、思うけど……彼女の言動には悪意も感じられないし、きっとお年頃なんだろうな。それに、俺もユナに興味がある。もし同じ状況なら……と、ユウの心は揺れ動いた。「いや、でも……まだ早くないか?」と、彼はなんとか理性を保ち、我慢することを選んだ。「むぅ……。気持ちいいんだよね? ちょっと触るだけぇ……ね?
Terakhir Diperbarui : 2025-07-17 Baca selengkapnya