บททั้งหมดของ 触れるたびに溺れる浅ましさ: บทที่ 51

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エピローグ

 ローデンフェルの畑には、金色に輝く麦穂が風に揺れている。「もうじきに、収穫だなぁ」 ゆっくり歩きながら、ジュリアンは働く領民たちを見渡した。「領主様、こんにちは」 キラキラとした笑顔の領民たちは、ようやくジュリアンを〝救世主様〟と呼ばなくなった。 正確には、半ば呼ぶことを禁じたに等しいが……。「どこかで値切られたり、風評で買い叩かれたりしてないかい?」「大丈夫です。領主様と騎士様のおかげです」 集まった領民たちは、ニコニコしながら感謝の念を伝えてくれる。 領内を回るために仕立てた、二人乗りのカブリオレに戻ると、アルが馬にムチを入れ、軽快に走り出す。「今日は、人が多いね」「クリスが第二騎士団の連中を連れてきているからでしょう」 ローデン泉館の前には、大勢の騎士が集まっていた。「ラファエル、様子は?」「第二の連中は、第三とちょくちょく合同で遠征してますからね。仲良くやってますよ」「宿舎の使い心地で、文句は出てないかい?」「騎士団の営舎暮らしが板についている連中です。個室ってだけで大はしゃぎですって」 そこに、クリスが顔を出す。「イアン様、お久しぶりです」「やあ、クリス。王都の様子はどうだい?」「一番のニュースは、マーベラスがルカに騎士団長の座を譲った話ですかね」 ルカは、ジュリアンにとって腹違いの弟になる。「上手くやってるのかな?」「そうですね。第二と第三の騎士の待遇がちょびっと改善されましたよ」「そのおかげかな、最近、転職希望が減ったのは」「いや、それは多分、ラファエルが募集を止めているだけですね」「そうなの?」「どっちにしろ、ルカは結構やる気みたいですね。騎士団を、身分に関わらず能力制に再編成するって噂もあります」「うん、四十代で騎士団長になったんだから、それぐらい意欲的でいいんじゃない?」 ガヤガヤと騎士たちが通り過ぎていく。
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