私は、ライオネル殿下にアウレリア様の結果報告と、しばらくアウレリア様が休むことを伝えた。気持ちの整理をしたいというアウレリア様の要望を伝えて、数日が過ぎた。 その日は朝の待ち合わせにライオネル殿下は来なかった。伝書だけ執事から預かり、放課後生徒会室へケイティと一緒に来てほしい旨が書かれていた。 なんだろう? 心の奥がざわつく。 放課後になり、生徒会へケイティと共に行けば、すでにフィリップ殿下、ライオネル殿下、ノクタリウス様が集まっていた。ノクタリウスは項垂れてソファに座っており、空気が非常に重い。何かよくないことが起こっているのかしら? 不安にかられながらも、ライオネル殿下に手招きされたので彼の元へと歩く。「どうしたのですか?」「アウレリアから、お前とケイティに手紙を預かっている」 渡された手紙を受け取る。個人の手紙であればひとりの時に見るべきだけど、三人の雰囲気はいますぐ見るべきだと語っている。 私はケイティと顔を見合わせた。頷きあって、手紙をそっと開く。三人は中身を見ようとはしてこないが、私たちの行動を見守っている。 手紙を開いて中身を確認する。 親愛なるミシェルへ まず初めに謝らせてほしいの、ごめんなさい。 わたくし、ラルフと共に家を出ることにしたの。 貴女たちと別れるのは寂しいし、置いて行くのは無責任だと思っているわ。 けど、この恋を、愛を、諦められなくなってしまったの。 背中を押してくれてありがとう。 そして、すべてを残して押し付けてしまってごめんなさい。 でも、貴女なら解決できると信じてるわ。 アウレリアより 手紙を読み終えて顔を上げる。神妙な三人に、ケイティは隣で驚いたように目を見開いている。 私は複雑な気持ちだ。彼女が幸せになるなら祝福してあげたいと思う。けど、同時に腹の奥にどす黒いものがうずまく。隣国へ嫁ぐはずだった彼女がいなくなってしまう。って、この後どうなってしまうの……?「実はね、アウレリアが君たちと会った直後から行方不明なんだ」 フリィップ殿下が手紙から顔をあげた私たちに苦笑いしながら現状を伝えてくれる。ノクタリウス様が立ち上がって、私たちの前に立つ。「その手紙に手がかりがあるなら、お願いだ、教えてくれないかっ」 必死そのものと言った懇願に、たじろぐ。手がかりと言えばラル
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-09-07 อ่านเพิ่มเติม