このところ、セーラー服君の説教モードが止まらない。曰く、「我が創造主から与えられた使命を果たすには、繁殖か瘴気領域の主を倒すかのいずれかであることはご主人も承知のはず」 えー、そうなんですけどね。「ゴブリンとの繁殖に忌避感をおぼえるのであれば、あのローガン氏でもよいでしょう。ドワーフ男性と人間女性の繁殖成功例はまだ確認されていませんが、男女逆であればいくつもの事例が確認されています。成功する可能性は高いでしょう」 そういう微妙にリアリティがある提案やめてくれませんかね? つか、万が一にもそんなことになったらミリーちゃんからどんな目で見られるかわからん。「どうあっても繁殖が嫌だというのなら、瘴気領域の主を狩らねばなりません。体を鍛えるなり、武術の稽古なりをすべきでしょう。ローガン氏や他のドワーフ男性たちも、暇を見つけては研鑽に努めているようですよ」 なんだよこの正論マシーン。いや、わかる、わかるよ、君の言っていることは正しい。でもね、そもそもなんでわたしがそんな押し付けられた使命なるものを果たさなければならないのさ? 仮に使命を果たさなかったらどうなるわけ?「あまりに進捗が芳しくないようでしたら、小生も強硬手段に出ます」 あ、なんだか不穏なキーワード。具体的には……どういう?「ご主人と繁殖可能性がある異性を可能な限り誘引するフェロモンを合成して散布しましょう。ゴブリン、オーク、ドワーフ、非効率なのでなるべく避けたいところですが同族の人間など。生殖に不要なサポート機能をすべてオミットし、それに集中すれば四方数キロメートルからオスが集められるでしょう。これで晴れてご主人は複数種族の女王として君臨できます。おめでとうございます、よかったですね」 欠片もよくねえよ。「純潔を失うことに恐れを感じているのでしたら、脳内化学物質の分泌量を操作して多少冒険的な気分にすることも可能ですし、なんであれば痛みが快感に変わるようにすることも可能です」 可能だからなんなんだよ。なんでドMの化身みたいな脳みそに改造されなきゃならんのだ。 さすがに焦ったわたしは反論する。「ちょっと冷静になりたまえよ、セーラー服君。わたしの使命のひとつはわたし自身が子どもを産むことではなくて、この世界に産まれる子
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-07-13 อ่านเพิ่มเติม