高校二年生。 新しいクラス分けが張り出される日。 廊下にはたくさんの人が集まっていた。 「どこどこ?」 人混みをかき分けながら自分の名前を探す。 「あった!」 思わず声が漏れる。 ……蒼人とは同じクラス。 そこまでは良かった。 でも。 何度探しても、樹くんの名前はなかった。 少し離れた場所に見つける。 クラスが違う。 それだけで、去年よりずっと遠くに感じた。 そしてもう一つ。 視線を横へずらす。 そのすぐ隣には、あの子の名前。 体育祭実行委員で一緒だった女の子。 胸の奥が少しだけ痛んだ。 「もー、なんで蒼人とは同じなの……。」 思わず隣にいた蒼人へ文句を言う。 「悪かったな。」 いつもの調子で返されて、少しだけ笑った。 でも、本当は笑える気分じゃなかった。 今年はどうやって樹くんと話そう。 去年みたいに教室へ行くこともできない。 休み時間に会うことだってほとんどない。 ……そうだ。 体育祭実行委員。 去年みたいに一緒になれたら。 そんな小さな期待を胸に、私は立候補した。 今年は蒼人も巻き添えにして。 ◇ 初めての委員会。
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-08-01 อ่านเพิ่มเติม