แชร์

20

ผู้เขียน: はなきち
last update วันที่เผยแพร่: 2026-08-10 18:00:00

先日の模試の結果が返ってきた。

まだ志望校も決まっていなかった私は、とりあえず名前だけ知っている中堅大学を適当に書いて提出していた。

判定は──C判定。

この時期にしては悪くない結果らしい。

「頑張ったな! この調子なら難関大学も夢じゃないぞ!」

先生が笑顔で肩を叩く。

「緋夏すごいじゃん!」

友達も自分のことのように喜んでくれた。

嬉しい。

……はずだった。

なのに、胸の中はどこか空っぽだった。

大学に行けるかもしれない。

じゃあ、その先は?

อ่านหนังสือเล่มนี้ต่อได้ฟรี
สแกนรหัสเพื่อดาวน์โหลดแอป
บทที่ถูกล็อก

บทล่าสุด

  • 私を見つけてくれた人   27

    それからというもの、蒼人からたまに「ここ教えて」と連絡が来るようになった。 そのたびに図書館へ行ったり、学校の自習スペースに残ったりして、一緒に勉強する。 窓の外ではサッカー部の掛け声が聞こえる。 校庭に目を向けそうになるたび、自分で視線を参考書へ戻した。 もう見ないって決めたんだから。 そう何度も言い聞かせながら、学校と家を往復する毎日だった。 夏休みが終わると、教室の空気は一気に変わった。 誰もが進路の話をするようになり、放課後も教室に残る生徒が増える。 その空気に背中を押されるように、私もさらに勉強へ力を入れた。 蒼人を道連れにして放課後残る日も、前よりずっと増えた。 ――けれど、その日は違った。 朝からずっと集中できない。 文字を読んでいるはずなのに、頭に入ってこない。 ページだけが無意味に進んでいく。 「……だめだ。」 気づけば参考書の上に突っ伏していた。 それ以降の記憶は、なかった。 ◇ 頬を撫でる夜風が気持ちいい。 ぼんやりと意識が浮かび上がる。 ……揺れてる? 重たいまぶたを少しだけ開けると、見慣れた制服の背中が目に入った。 蒼人だ。 え……。 私、おんぶされてる……? 驚いて声を出そうとした。 けれど、体が思うように動かない。 眠気とだるさが勝ってしまう。

  • 私を見つけてくれた人   26

    一学期の行事も終わり、夏休みに入った。 とはいえ、受験生に夏休みなんてものは存在しない。 朝起きて勉強。 昼も勉強。 夜も勉強。 気づけば一日が終わっている。 「つまんない……。」 参考書を閉じて、天井を見上げる。 何となく、このまま一日を終わらせたくなかった。 思い立ったように家を飛び出し、そのまま蒼人の家のインターホンを押す。 しばらくしてドアが開いた。 「……なに。」 寝癖だらけの蒼人が顔を出す。 「遊ぼ!」 「勉強しないの。」 「今日だけ! お願い!」 蒼人は呆れたように息を吐く。 「……準備するから、自分家で待ってて。」 それだけ言ってドアを閉めてしまった。 数分後。 スマホが震える。 『行くぞ。』 家を出ると、さっきまで爆発していた寝癖は綺麗になくなっていた。 「で、どこ行くの。」 「コンビニ!」 「それだけかよ。」 「それだけ!」 結局いつものコンビニでアイスとお菓子を買い、公園へ向かう。 ベンチに並んで座り、アイスを食べる。 蝉の鳴き声だけが響いていた。 「ただ息抜きしたかったんだよね。」 「そう。」 蒼人は溶け始めたアイスを黙々と食べている。

  • 私を見つけてくれた人   25

    体育祭当日。 ここ最近は勉強ばかりの日々だった。 その分まで発散するように、大声で応援する。 気づけば喉が少し痛くなっていた。 そして、いよいよ二人三脚。 蒼人と並び、お互いの足をしっかりと結ぶ。 「あー……緊張するぅ……。」 「今さら。」 蒼人はいつも通り落ち着いている。 私はというと、頭の中で嫌な想像ばかり膨らんでいた。 転んだらどうしよう。 私のせいで蒼人まで巻き込んでしまったら。 そんなことを考え始めると止まらなくなり、頭をぶんぶんと振る。 「何してんの。」 「考えないようにしてるの!」 「余計怪しい。」 そのやり取りに少しだけ緊張がほぐれた。 いよいよ私たちの番。 スタートのピストルが鳴る。 「いくよ!」 「おう。」 練習した通り、息を合わせて走り出す。 右、左。 右、左。 不思議なくらい足が合う。 前にも横にも誰もいない。 ――今、一位だ。 このまま。 このまま行ける。 ゴールが近づく。 あと少し。 その瞬間だった。 「あっ――」 足元がずれた。 視界がぐらりと揺れる。 転ぶ。 そう思った次の瞬間。 肩にぐっと力がかかった。 蒼人の手が私を支えていた。 倒れかけた体勢を立て直し、そのまま最後まで走り切る。 「一位!」 歓声が上がる。 ゴールテープを切ったあと、息を整えながら蒼人を見る。 「……ありがとう、蒼人。」 本当は少し悔しい。 助けられたのが蒼人っていうのが、なんだか癪だった。 でも、救われたのは事実だ。 「さすがに転んだら見てられないだろ。」 「……。」 やっぱりムカつく。 さっきまで一瞬だけ格好よく見えた時間を返してほしい。 私は何も言わず、蒼人の腕を軽く小突いた。 「いった。」 「知らない。」 そのまま二人で観客席へ戻る。 ◇ 今年は実行委員じゃない。 終礼が終われば、そのまま帰れる。 校門を出て、いつもの帰り道。 「今日ほんと危なかったぁ……。」 歩きながら何度も思い返す。 あんなに練習したのに、最後の最後で転びそうになったこと。 そして。 蒼人に支えられた、あの一瞬。 ――ほんの一瞬だけ

  • 私を見つけてくれた人   24

    三年生になった。 新しいクラス分けが廊下に張り出され、生徒たちが一斉に集まる。 人混みをかき分けながら自分の名前を探した。 「あった!」 視線を横へずらす。 「……また蒼人と一緒じゃん!」 思わず笑ってしまう。 幼稚園からずっと一緒。 高校に入ってからも、結局一度も離れなかった。 蒼人が同じクラスにいる。 それだけで、少し安心した。 そのすぐ上には、樹くんの名前もあった。 一瞬だけ視線が止まる。 けれど、すぐに目を逸らす。 もう受験生。 今年は恋よりも、自分の進路と向き合わなきゃいけない。 樹くんに自分から挨拶をすることもなくなった。 話す機会も、気づけばほとんどなくなっていた。 今年は体育祭実行委員にも立候補しない。 あの頃みたいに、“樹くんと少しでも一緒にいたい”という理由は、もうなかった。 それでも、体育祭が楽しみなことに変わりはない。 ◇ 三年生の種目は、二人三脚。 当然のように、私は蒼人と組んだ。 家が近いから、休みの日にも公園で練習する。 「いっ、た!」 開始十秒で転びそうになる。 「だから歩幅合わせろって。」 「合わせてるもん!」 「合ってない。」 「蒼人が速いの!」 思って

  • 私を見つけてくれた人   23

    休日。 第一志望の候補に決めた〇〇大学のオープンキャンパスへやって来た。 駅からキャンパスへ向かう道には、同じように説明会へ向かう高校生がたくさん歩いている。 正門をくぐった瞬間、思わず目を輝かせた。 「わぁ……。」 手入れの行き届いた芝生。 広々としたキャンパス。 ガラス張りの校舎が青空を映している。 「こんなところで勉強できたらいいなぁ……!」 自然と頬が緩んだ。 キャンパスマップを探して辺りを見回していると、人混みの向こうに見覚えのある横顔が見えた気がした。 「……えっ。」 黒い髪。 少し猫背気味の立ち姿。 「まさか……。」 目を凝らした頃には、その姿は人の波に紛れて見えなくなっていた。 「……そんなわけない、よね。」 首を振り、説明会の教室へ向かう。 ◇ 教育学部の説明は、前回以上に心を惹かれた。 講義の内容。 実習の話。 学生たちの雰囲気。 どれも想像していた以上に楽しそうだった。 説明会が終わる頃には、心はもう決まっていた。 「……ここにしよう。」 ようやく見つけた。

  • 私を見つけてくれた人   22

    蒼人に勧められた教育学部のある大学へ足を運んでみた。 「教育って……先生になるための学部でしょ?」 そんな軽い気持ちで説明を聞き始めた。 けれど、話を聞くうちに、そのイメージは少しずつ変わっていく。 教育は学校だけじゃない。 企業で人を育てることも、地域で子どもたちを支えることも、人が成長する仕組みを考えることも、全部教育に繋がっているらしい。 「……楽しそう。」 思わず声が漏れた。 そのあと他の学部の説明も聞いてみたけれど、不思議なくらい頭に入ってこなかった。 帰り道、スマホを開く。 『蒼人、ありがとう! おかげで少し方向決まったよ!』 送信すると、今度は教育学部のある大学を片っ端から調べ始めた。 「あ、ここ面白そう。」 一つだけ、やけに惹かれる大学を見つける。 次のオープンキャンパスに行ってみよう。 そう決めた。 ◇ 翌朝。 目を覚ましてスマホを見ると、蒼人から一件だけ返信が届いていた。 『良かった』 それだけなのに、少し嬉しかった。 ◇ その日も放課後、いつものように教室に残って勉強する。 静かな教室に、シャーペンの音だけが響いていた。 「ここ、分かんないんだけど。」 ふいに、蒼人が参考書をこちらへ差し出してきた。 「ん? ここはね――」 気づけば、自分の勉強そっちのけで説明していた。

บทอื่นๆ
สำรวจและอ่านนวนิยายดีๆ ได้ฟรี
เข้าถึงนวนิยายดีๆ จำนวนมากได้ฟรีบนแอป GoodNovel ดาวน์โหลดหนังสือที่คุณชอบและอ่านได้ทุกที่ทุกเวลา
อ่านหนังสือฟรีบนแอป
สแกนรหัสเพื่ออ่านบนแอป
DMCA.com Protection Status