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#38. 俺のそばにだけいろ、他を見るな

Author: silver구슬
last update publish date: 2026-06-12 12:05:36

二人の視線が空中で激しく絡み合った。

ユファンの瞳には捕食者の渇きが満ちており、ハヌルの瞳には今にも壊れてしまいそうな震えが溢れていた。

やがて、ユファンの顔が斜めに傾く。

次に何が起こるか分かっているのに、驚いて肩をびくつかせるハヌルの姿は、おそろしく愛らしかった。

唇が重なった瞬間、ハヌルの息が揺れるろうそくのように熱く散った。

ユファンはその隙を逃さず、相手の口内へと荒々しく舌を突き入れた。

背筋を駆け抜ける戦慄が、全身を濡らしていく。

ユファンは自分の存在を刻みつけるように、ハヌルの繊細で少し強張った粘膜を執拗に弄り、貪った。

身体が覚えるはずだ。この濃密な感触を、二度と見慣れないものとは感じられなくなるほどに。

ハヌルの荒い息がユファンの頬をかすめ、甘い熱が完全に伝わってきた。

チャン・ハヌルと初めて出会ったその時から、ずっとこうだった。

ブルペンの冷たい空気の中で、こいつを組み伏せる夢を見たことさえある。

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