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第431話

Author: ルーシー
玲奈の訴えに対し、警察は当然のように一つひとつ頷いた。

「わかりました。

できるだけ早く手続きを進めます」

玲奈をひとまず落ち着かせると、警察は病室を出て行った。

だが、そう時間も経たないうちに、再び戻ってきた。

病床のそばに腰を下ろした警察は、申し訳なさそうな表情で言った。

「先ほど調べたのですが、この病室の監視カメラは故障していました」

その言葉を聞いた瞬間、玲奈の心は一気に冷え切った。

感情を抑えきれず、涙を滲ませながら警察に詰め寄る。

「それを私に言ってどうするんですか?

調べてください。

他の監視カメラを」

彼女の様子が尋常ではないと察したのか、警察は声を落として言った。

「ご安心ください。

すでに記録は取りました。

あとのことは、こちらに任せてください」

納得がいかず、玲奈は今すぐにでも美由紀、涼真、星羅、そして明人たちを全員捕まえてほしいと思った。

だが、警察がそう言う以上、これ以上騒ぎ立てることもできない。

警察が去ったあとになって、玲奈はようやく気づいた。

おそらく、新垣家はとっくに手を打っていたのだ。

警察に通報しても無駄で、
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