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第15話

Auteur: Hayama
last update Date de publication: 2026-01-09 17:00:00

「壱馬様が私のことを好き、?」

その言葉を口にした瞬間、自分の声がかすかに震えていたのが分かった。

信じられなかった。

いや、信じたくても、信じることが怖かった。

壱馬様に好かれるような価値が、自分にあるとは思えなかったから。

「じゃないと、急に同棲するなんて言い出さないでしょ」

誰かの都合で決められたことだとばかり…。

壱馬様が自分の意志で、私と暮らすことを選んだのだとは到底…。

「ほ、本当に壱馬様が私を…?」

言いながら、喉が詰まりそうになった。

心臓が、どくん、どくんと音を立てていた。

まるで、彼の言葉を受け止める準備ができていないと、身体が訴えているようだった。

「ほんとだよ。俺が嘘つくと思う?」

嘘をつくような人には見えない。

でも、信じ
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