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第1087話

Penulis: 落流蛍
襟を整えながら、華恋はわざと自分のスタイルを確認した。

あるべきところにはちゃんと肉があり、ぜい肉なんて一切ない。

それなのに時也はどうして……

考えれば考えるほど腹が立ってきた。

いっそ穴でも掘って時也を埋めてしまいたい気分だった。

もはや幻覚では誤魔化せない時也は、華恋から距離を取るしかなかった。

「華恋、君に不満なんてない」

「じゃあどうして私と……その……」

華恋は思い出すだけで胸がつまってきて、今にも泣き出しそうだった。

ビジネスで哲郎にどれだけ狙われても平気だったのに、今は……

時也が一番苦手なのは、華恋が泣くことだ。

彼女が泣くと、すべてを忘れてしまう。

慌てて近づき、ぎゅっと抱きしめた。

「泣かないで、悪いのは君じゃない。僕だ」

華恋はぴたりと泣きやみ、視線を下げて頬を赤くした。

「まさか、あなた……」

時也のこめかみの血管がぴくりと跳ねた。

そんな疑いを向けられたら、血が逆流する。

証明したい気持ちは強く湧いたが、華恋のために必死でこらえた。

「華恋、やめよう。部屋に戻って」

華恋は一歩下がり、彼を見て言った。

「戻らない。今
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