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第777話

Author: 落流蛍
賀茂家にて。

華恋は目の前のお粥を見つめながら、半信半疑で再び尋ねた。

「これ......本当にあなたが作ってくれたの?」

哲郎がまさか、彼女のためにお粥を作ってくれるなんて、彼女は信じられなかった。

華恋はまるで夢を見ているような気分だった。

しかもその夢は、かなり大胆すぎる夢だった。

以前も夢を見ることはあったが、それはせいぜい哲郎が彼女の料理を嫌がらない夢程度だった。

哲郎が彼女に料理を作ってくれるなんて、そんな夢を想像すらしたことがなかった。

「もちろんさ」

哲郎は華恋の信じられないという表情を見て、胸が少し痛んだ。

「食べてみて。初めて作ったから、あまり美味しくはないかもだけど」

華恋はにっこり笑った。

「哲郎が作ったものなら、美味しいに決まってるよ」

そう言ってスプーンを取り、一口すくって口に運んだ。

米は柔らかく煮込まれていたので、すぐに口の中で崩れた。

だが、その後に広がったのは、どこか奇妙な味だった。

華恋はうつむいたまま、じっと堪えて顔を上げなかった。

哲郎はその様子を見て、急いでティッシュを取り出して差し出した。

「そんなに不味
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