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ピロトーク:久しぶりに重なる肌

Auteur: 相沢蒼依
last update Date de publication: 2025-07-07 15:49:14

「あー……いつの間にか、寝ちゃってたのか」

 左手は涼一が握りしめて幸せそうな顔で寝ていたので、右手で枕元に置いてある時計を引き寄せる。

(――午後4時過ぎ、か。普段の疲れもあっただろうが、久しぶりに肌を重ねることができたゆえに、無駄に頑張ってしまった……)

「なんてったって浮気してないって証拠を、これでもかと見せつけなきゃならなかったもんな」

 枕元に時計を戻し布団に入り直すと、涼一が肩口に頬をすりりと寄せてくる。

「んっ…郁也さん、大好き……」

 ほかにも何かブツブツ呟いて、微笑みながら眠り続ける涼一が可愛らしくて仕方ない。

「寝ながら、俺を翻弄するんじゃねぇよ、まったく……」

 涼一から発せられる愛の言葉に相変わらずテレてしまい、頬が赤くなってしまう自分。いつになったら、これに慣れるんだろうか。

 普段は冷たいクセに無防備でいる俺に対して、涼一は絶妙なタイミングで投げつけてくる言葉の数々――。

「そのたびに赤面して、どう返していいかわからなくなっちまうんだよな……」

 いや……感謝の言葉や愛の言葉を、素直に言ってやればいいだけなのだが。気の利いた言葉を言ってる自分を、もうひとり
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