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第243話

Author: みそ煮
last update publish date: 2026-07-11 12:37:30

湊斗は自身に言い寄る女を何の迷いも無く、受け入れるようになった。まだ彼は高校生ではあったものの、その美貌はすでに完成されていた。

高い身長、整った顔立ち、神宮司家の御曹司という地位。そのすべてが女性たちにとってはあまりにも魅力的で、彼にすり寄る女は後を絶たなかった。

今までは暁家の令嬢という婚約者の存在があったから遠慮していたというだけ。しかし、他でもない湊斗自身が女たちを受け入れるようになったのなら話は別だ。

自分にもチャンスがあるのかもと思った女たちは湊斗にアピールを始め、瀬奈から彼を略奪しようと画策する者まで現れた。

同級生から同じ高校に通う先輩後輩、さらには父親の会社に勤務する社員までもが彼と親しくなろうと躍起になった。

もちろん、湊斗だってそんな見え透いた打算で動く女たちを本気で好きになったわけではない。ただの遊びで、瀬奈との婚約を破棄するつもりも最初から無かった。

彼の女遊びに拍車がかかるようになった頃、ちょうど瀬奈が久しぶりに彼に会いにやって来た。彼女と会うのは実に数年ぶりだった。いつもいつも会えないと言われて門前払いされていたから。

「湊斗……!会いたかったわ……!」
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Comments (1)
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Natsumi Mizukami
馬鹿じゃん。行き違いだとは思っていたけど、 確かめもせず一方的に傷つけて、自分も満たされない。呆れて同情の余地なし。 誤解が解けても絶対一緒になってほしくない。 湊は死ぬまで、イヤ、死んでからも後悔して苦しんで、孤独でいて。 あれだけ苦しめて許されるなんてありえないから! そして瀬奈は素敵な人と幸せになって!
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