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ep24.絶望の円形劇場

Author: 理乃碧王
last update publish date: 2026-05-01 16:30:58

 俺はゼイクの不意打ちを喰らい意識を失った。

 目が醒めると――。

「……牢獄……なのか?」

 そこは冷たい石壁に囲まれた牢獄だった。

 幸い、武具は身につけたままだ。

 呪われた装備品は持ち主の意志では外せないため、奪いようがなかったのだろう。

「あんたも連れてこられたのかい」

 後ろから掠れた声がした。

 振り返ると、灰色の囚人服を着た男が四名。

 どの者も髪と髭は伸び放題で瞳からは生への執着が消え、深い絶望だけが沈殿していた。

「ここはどこだ」

「闇カジノの地下牢だよ」

 やはり俺の正体は見抜かれていたのか。

 それにしてもゼイクめ、彼は精神干渉を弾く『蒼月鉱の首飾り』を所持していたはずだ。

 ベルタの『誘惑の甘息キャプティベイト』が効くはずはない。一体何を考えている?

「ケケケ……鎧を着たままの『客』は初めてだな」

 奥にいた男が喉を鳴らして笑った。

「あんたらは

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