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森歩きの秋

Penulis: 結城慎二
last update Tanggal publikasi: 2026-06-29 06:00:57

 収穫期を前に、村人総出で少し離れた別の森に木材の伐採に出かける。

 季節はまだ暖かいので数日林の中で過ごす予定だ。

 荷車二台にホルスが四頭、村人二十一人(うち、男手は十三人)。

 ついでに大掛かりな狩りもする。

 雑木林の動物たちはすっかり僕らを警戒して森の奥に入ってしまったようで、最近はとんと成果が上がらない。

 冬になれば、餌不足で雑木林に降りてくるんだろうけど……。

 少し山を登れば実りを迎えた果樹などもあるかもしれないので、女性陣にはそっちをお願いした。

 結果、それなりの成果があった。

 ここで活躍したのはキャラバン組だ。

 元々キャラバンに帯同していて荒事慣れしていた五人が中心となって獲物を見つけ、追い込み、狩っていく。

 この森には雑木林にはいないボワールがいた。

 大型で気性の荒い草食獣で畑や人を襲うこともあるらしい。

 畑は食い荒らすため、人は身を守るために襲うらしい。

 けど、肉は美味いそうだ。

 それと、仕留めたラバ
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     僕は十五歳の朝を木の枝の上で迎えた。  この世界の元服、つまり成人の儀式が行われる日だ。  確かに一生忘れられない日にはなったけど……切ない。  あまりにも切ない。  秋とはいえ、昼頃になればそれなりに暖かくなる。  今日は天気もいいので昼頃にはむしろ汗ばむほどの陽気になった。  慎重にあたりの気配を確認しつつ、木から降り集落に戻ると、まだプスプスとくすぶっている焼け跡の中を歩く。  あたり一面、嫌な臭いが立ち込めているのは、村人の焼けた臭いだろう。  昨日から何も食べてないのに込み上げてくる胃液を吐き出し

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