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第0953話

Auteur: 十一
朝日はため息をつく。「現状を変えたいなら、なぜ凛にはっきり話さないんだ?」

陽一は言葉を失う。

「お前は怖がっているんだ、陽一。全てを打ち明けたら、凛に拒絶されて、友達ですらいられなくなるのが怖いんだろ?」

「……」

朝日は眉をひそめる。「お前らしくないぞ。俺が知ってる陽一は鋭くて果敢だ。結果がわからないからといって後ろめたくなったり、前へ進むのを諦めたりする男じゃない」

「凛は『今のところ考えていない』って言ったんだろう、ポイントは――今のところだと!人の考えは変わるものだ。あの時は遠回しに拒んだかもしれないが、今も同じようにお前を突き放すとは限らない。わかるか?」

陽一は呆然としてしまう。

朝日は彼の肩を叩く。「陽一よ、ぐずぐずしてたら、お嫁さんが逃げてしまうぞ。その時こそ後悔しても無駄だ」

「うちの凛はまだまだ人気者だぜ。前に彼女のためにケンカしたあの二人の学生はともかく、今日のあの小僧を見てみろ、イケメンだぞ!何より若くて元気がある。服装から見ても家柄も悪くないようだ……」

陽一は言う。「黙れ」

「ちっ!」

これで危機感が湧いてきただろう?

慌ててるんじ
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