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第592話

Author: 歓乃
ドローンの光の色が次々に変わっていく。

「こういうショーってだいたい10分くらいで終わっちゃうのに、今日は長いね。特別なのかな?」周りから、そんな喜びの声が上がっている。

鮮やかな光の競演に、誰もが携帯を掲げてシャッターを切った。

策が皆を促した。「他の人たちも写真撮ってるし、俺たちも撮ろうよ」

日和が答える。「カメラで動画を撮ってるから、携帯で撮ろう!あ、そういえば、私、凛さんとまだツーショット撮ってなかった」

「私もまだです!」梓も続いた。

かつての凛は、人前に出るのも写真を撮られるのも苦手だった。

「私も」と、理央も手を挙げた。

残る男性三人は、少し事情が違う。すると、拓海が柔らかく笑って言った。「じゃあ、集合写真を撮ってから、それぞれ写真を撮りましょうか」

全員が賛成した。

日和が手際よくセッティングする。「はーい、集まってくださいね。まずはカメラで集合写真を撮りますから」

皆が並び、凛も静かにレンズを見つめる。「はい」の掛け声に合わせ、「チーズ」と口を動かした。

パシャッ。シャッター音と共に、楽しげな集合写真が撮影された。

続いて日和が、海斗に携帯を
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