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2 再会したあなたは……

Penulis: けいこ
last update Tanggal publikasi: 2025-12-23 16:27:12

***

数日後、私は久しぶりに彼に会った。

あれだけみんなにイケメンと言われてた彼を見たけど、何だか不思議――

嬉しいという感情が全く湧いてこないし、全然カッコいいと思わない。

いつだって、会えば自然に出ていた笑顔も、今は無理やり作ってしまってる。人は、こんなにも気持ちを変えられるものなんだ。

「暇だし映画でも観ようか」

「えっ、あ、うん。そうだね……」

彼がチョイスしたのは、特に観たいと思ってなかったアクション映画。半年一緒にいて、私がこの手の映画が好きじゃないってこと、全然理解してくれてなかった。

スクリーンを見ていると、まぶたにオモリでもついているのかと思うほど、しだいに重くなる目を無理やりこじ開けているのがつらかった。

見終わった後、食事をするためにイタリアンレストランに入った。

テーブルに向かい合わせで座わる。

大好きなイタリア料理の匂いも、いつもみたいに食欲をそそらない。

この人は今、私のことをいったいどんな思いで見てるんだろう?

明らかにいつもと違うテンションの私を――

「面白かったよな、あの映画。ヒーロー、ちょっとバカっぽかったけどさ。あの俳優の演技が笑えたよな」

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