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第 498 話

Auteur: 柏璇
冬美は、あの日真理が言った日向インターナショナルに来た理由をようやく思い出した。

あの明菜を叩き潰すため、だったっけ?

「……まあいいわ。一緒に行こ」冬美は真理を見て念を押す。「ただし……もし誰かを罵ったり殴ったりしたいなら、人目のないところでやりなよ。少なくとも、私の前ではやめてね」

じゃないと、澄香と張り合うときに全然自信が持てなくなっちゃう。

真理の目がぱっと輝き、ねっとりした笑みを浮かべた。「冬美さん、ご安心を!」

「うん、信じてるよ」冬美は真剣にうなずいた。

……

明菜の胸の中に渦巻いていた苛立ちは、食事を終える頃にはすっかり消えていた。

今夜の食事は、俊明が自分を誘ってくれたものだ
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