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第九話

Auteur: 麻木香豆
last update Dernière mise à jour: 2025-11-04 08:32:23

 一護のお尻が、ふと寧人の脚に触れた。

 ほんの一瞬、布越しの軽い感触。けれど、その小さな接触が不思議と長く続いたように感じられて、寧人の背筋がピクリと動いた。

「お、おい……」

 声をかけたつもりが、思ったよりも掠れていた。

「やめろ、一護……お前は男だろっ」

 と言いながらも寧人は抵抗せず。一護が振り返ると彼も悶えるような顔で見つめる。

「男だけどぉ、なあに?」

「あああっ……」

「寧人、すっごい感じちゃってるぅ」

「やめろっ、やめろぉおお」

 と言われて一護は寧人から降りた。

「はい、やめたよ……」

「もうあっち行ってくれ」

 一護は行こうとしない。そして寧人を指を刺して片方の指は自分で舐めている。艶かしく。

「ねぇ、どうする?」

「う、うるさいっ! 知るか!」

 すると一護が跪いてキスをする。

「お、おいっ」

 寧人の身体に沿ってキスをしていく。

「あったかい……気持ちいい!」

「やめろっ! まじでやめろっ」

「って言う割には抵抗しない。匂い……好きな匂いっ」

「ち、力が入らないっ……ああああっ」

 一護は上目遣いで寧人を見る。

「感じちゃってる? 可愛い……もっと気持ちよくなろうよー」

「ん、んなけないっ……ああああっ!」

「ブルブル震えちゃってさ……」

 一護はわざと音を立ててキスをする。寧人は放心して椅子にもたれかかってる。一護の動きはとても激しい。もちろん寧人は男にやられるどころか女の人にでさえもやってもらったことのない。そして激しく悶える。

 自分では味わえない快楽。温かく柔らかくてテンポの良い動き。そのその顔もエロい。

「あああああああっ」

 寧人は一護の頭を掴んで動かした。

 一護は頷いて寧人の要望に応えた。一護は苦しい顔をするが必死に寧人の要望に応える。離れないように力強く激しく……。

 自分本位に。いつも以上に興奮し、服従させたい気持ちになる。そして……

「んあっ!!!」

 と寧人の大きい声とともにのけぞる。

「ああ……」

 虚な目をしながら寧人がそう言うが、だらんとしたままうごけない。

「ああ、その……」

「素直な身体ね」

 寧人は聞く。

「てか、その……一護はゲイなのか?」

「うん、そうだけど? 寧人もまさか……」

 すると寧人は目を見開く。

「んなわけない! このやろう。あああっ、まだ女の子とやったことないのに……男に、見知らぬ男に
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