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名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)
名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)
مؤلف: ちばぢぃ

第1話「桜の下の再会」

مؤلف: ちばぢぃ
last update تاريخ النشر: 2026-03-11 20:00:59

20××年の4月。桜が満開の朝だった。

星見中学校の校門は、ピンク色の花びらで埋め尽くされていた。風が吹くたびに、ひらひらと舞い落ちる花びらが、地面を薄い絨毯のように覆っている。

シュウはブカブカの新品の制服を着て、ゆっくりと校門をくぐった。ブレザーの袖が長すぎて、手の甲を半分隠している。ズボンも裾を何度も折り返した痕が残っていた。

小学校の卒業式からまだ1ヶ月。体は少し伸びたはずなのに、制服はまるで借り物みたいだ。

シュウ「……大きすぎるな、これ」

独り言を呟きながら、メガネをクイッと上げた。いつもの癖だ。

校庭の桜並木の下を歩いていると、前方から聞き覚えのある大声が飛んできた。

タクミ「おーい! シュウ!」

振り返ると、タクミが両手を大きく振って走ってくる。まだまだ小柄で、シュウと同じくブカブカの制服だ。髪は少し長めに伸ばし、風に揺れている。

シュウ「タクミ……早いな」

タクミ「当たり前だろ! 入学式だぜ? ワクワクして寝れなかったんだよ!」

タクミはシュウの肩をバシンと叩いた。痛いくらいの力加減が、相変わらずだ。

タクミ「見てみろよ、この制服。俺にはジャストサイズだぜ。シュウ、お前まだ成長期途中か?」

シュウ「うるさい。親が『大きめを買っとけ』って……」

タクミ「ははは! まあいいや。とりあえず、中学だぜ! 小学校の時みたいに毎日事件解決とかは無理でもさ……」

タクミの言葉が少し途切れた。

二人は並んで桜並木を歩き始めた。花びらが肩に落ちてくる。

シュウ「……星見キッズ、どうする?」

タクミ「ん?」

シュウ「カナエもケンタもリナも、今日は来てるみたいだけど……中学じゃクラスがバラバラだし、部活も違うし」

タクミ「そうだな……」

タクミは少し黙った。いつも明るい彼が、珍しく真剣な顔になる。

タクミ「正直さ、小学校の時は毎日一緒にいたじゃん。でも中学になったら、みんな自分の道を行くよな。俺、バスケ部入るつもりだし、カナエはテニス、ケンタはサッカー、リナは……多分文化部かな」

シュウ「うん」

タクミ「だからさ……星見キッズは、解散ってことにしてもいいのかなって、ちょっと考えてた」

シュウは足を止めた。桜の木の下で、じっとタクミを見た。

シュウ「解散?」

タクミ「いや、悪い意味じゃなくてさ。無理に続けなくても、困った時はまた集まればいいだろ? って感じで」

シュウ「……」

シュウはポケットから小さな手帳を取り出した。小学校時代から使っている、事件ノート。表紙は擦り切れ、角が丸くなっている。

シュウ「俺は……続けたい」

タクミ「え?」

シュウ「星見キッズは、ただ事件を解決する集まりじゃなかっただろ。俺たち五人が、一緒にいたかったから生まれたんだ」

タクミは少し驚いた顔をしたが、すぐにニヤリと笑った。

タクミ「シュウらしいな。相変わらず真面目だ」

シュウ「それに……中学になって、新しい事件が起きる気がする」

タクミ「は? 根拠は?」

シュウ「根拠はない。ただの勘だ。でも……」

シュウは校舎の方を見上げた。新しく建てられた第2校舎が、桜の向こうにそびえている。ガラス張りの壁が、朝日を反射して眩しい。

シュウ「あの校舎……なんか、変だ」

タクミ「変って?」

シュウ「昨日の夜、ネットで見たんだ。『星見中学校 新校舎 泣き声』ってスレッドが立ってて……」

タクミ「マジ? 入学前から噂かよ」

シュウ「まだ誰も本気にしてないみたいだけど……俺は、放っておけない」

タクミは大きく息を吐いて、空を見上げた。桜の花びらが、一枚、鼻先に落ちてくる。

タクミ「……分かったよ。じゃあさ、星見キッズは『二人体制』でいくか」

シュウ「二人?」

タクミ「うん。俺とシュウのコンビで、当面は動く。他の三人は、巻き込むタイミングを見てさ。無理に全員集めなくても、俺たちが先陣切って調べりゃいいだろ」

シュウ「……それでいいのか?」

タクミ「いいよ。だって、俺たちは『名探偵シュウとその助手タクミ』だろ?」

タクミが冗談めかして胸を張る。

シュウ「助手って……お前が言ったことないだろ、それ」

タクミ「今決めた! どうだ、悪くないだろ?」

シュウは小さく笑った。珍しく、口元が緩む。

シュウ「……悪くない」

二人は拳を軽く合わせた。

その瞬間、校舎のスピーカーから入学式開始のチャイムが鳴り響いた。

桜の花びらが、二人の頭上を舞う。

星見中学校での、新しい日々が始まる。

そして――まだ誰も知らない。

新校舎のどこかで、かすかな泣き声が、確かに響き始めていた。

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  • 名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)   第31話「拡散された羞恥」

    検査の後、シュウは一人で家路についた。夕陽が沈みきった頃、家の玄関をくぐると、母の声が台所から聞こえてきた。母「シュウ、遅かったわね。夕飯は冷蔵庫に……」シュウは小さく返事をして、二階の自室へ急いだ。ドアを閉め、鍵をかける。ベッドに崩れ落ちるように座り、息を吐いた。体は、まだ熱い。特別室での山田医師の指の感触が、皮膚に焼きついている。冷たいゴム手袋、ゆっくりと包み込む動き、乳首をなぞる円、陰茎を握る圧力……すべてが、頭の中で繰り返される。シュウはベッドに仰向けになり、制服のズボンを下ろした。まだ硬く張りつめた陰茎が、夕闇の中で露わになる。シュウ「……っ」自分で触れる。指先が、先端を軽く撫でる。検査の時と同じように、ゆっくりと上下に動かす。快感が、背筋を駆け上がる。(ダメだって……わかってるのに……)医師の声が、耳元で蘇る。「反応が良好ですね」「ここが敏感なポイント」シュウの腰が、勝手に浮く。手の動きが速くなる。息が荒くなり、喉から小さな声が漏れる。シュウ「……あっ……はぁ……」体が震え、熱いものが噴き出した。ベッドシーツに、白い染みが広がる。シュウは息を荒げたまま、目を閉じた。快感の余韻が、体中を包む。そのまま、意識が遠のいていった。深い眠りに落ちた。翌朝。シュウはベッドで目を覚ました。体はまだ重く、昨夜の記憶が鮮やかに残っている。スマホを手に取り、通知を確認する。学校の非公式掲示板に、大量の新着スレッド。タイトルはシンプルで、ぞっとする。『特別検査の動画流出wwwマジでヤバい』シュウの指が震えた。スレッドを開く。一番上の動画リンク。再生すると、特別室の映像。隠しカメラの角度で、ベッドに横たわる生徒の姿が映っている。最初は知らない生徒。次に……シュウ自身。

  • 名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)   第30話「未熟な反応と医師の指」

    特別室の扉が再び開いた。シュウが廊下に出た直後、タクミの名前が呼ばれた。山田医師「次、タクミくん。どうぞ」タクミはシュウと一瞬目が合った。シュウの顔はまだ赤く、息が少し乱れている。タクミは喉を鳴らし、静かに部屋へ入った。扉が閉まる音が、胸に響く。山田医師「制服の上着とシャツ、下着まで全部脱いでください。今日は陰茎の発達度と反応性を詳しく観察します」タクミは黙って服を脱いだ。まだ中1の体は、シュウより細く、未熟だった。陰茎は小さく、緊張で縮こまっている。ベッドに横になると、冷たい空気が肌を刺す。山田医師はゴム手袋をはめ、淡々と近づいた。山田医師「まずは視診。……まだ幼いですね。陰茎の長さも太さも、平均以下。包皮も完全に剥けていません」タクミの顔が熱くなった。羞恥が、耳まで赤く染める。山田医師「恥ずかしがらなくて大丈夫ですよ。でも、このままでは成長が遅れる可能性があります。今日はしっかり刺激して、反応を見ましょう」医師の指が、タクミの陰茎に触れた。冷たいゴムが、ゆっくりと包み込む。タクミ「……っ」体がビクンと震えた。だが、反応は弱い。陰茎は少し硬くなるものの、すぐに萎える。山田医師「反応が鈍いですね。まだ未熟だから仕方ありませんが……少し頑張りましょう」医師はもう片方の手で、タクミの睾丸を優しく持ち上げ、軽く揉んだ。指先が、根元をなぞるように動く。タクミの息が荒くなった。タクミ「……はぁ……」山田医師「いいですよ。自然に任せて」医師は陰茎をゆっくりと上下に動かし始めた。ゴム手袋の滑りが、微妙な摩擦を生む。タクミの腰が、勝手に浮く。だが、まだ完全に勃起しない。医師は少し力を加え、親指で亀頭を軽く押した。山田医師「ここが敏感なポイントですね。反応が少し出てきました」タクミの体が震え、声が漏れる。タクミ「……

  • 名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)   第29話「2回目の疼きと、深まる観察」

    2週間後の特別室。午前中の3時間目が終わった直後、シュウは再び体育館の奥へ向かった。今回は、タクミより先の順番だった。廊下を歩く足音が、自分の心臓の鼓動と重なる。特別室の扉を開けると、山田医師がすでに待っていた。白衣の袖をまくり、ゴム手袋をはめている。部屋の空気は消毒液の匂いが強く、ベッドの横に新しい測定器具が追加されていた。細長いプローブのようなものと、透明なチューブがつながった装置。山田医師「シュウくん、2回目ですね。今日は少し詳細に観察します。ベッドに横になってください」シュウは無言で上着とシャツを脱ぎ、ズボンも下ろすよう指示された。今回は下着も脱ぐよう言われ、抵抗する間もなく、全裸でベッドに横たわった。冷たいシーツが肌に張り付き、体が震える。山田医師「リラックスして。今日はホルモン反応と発達の進行を確認します」医師の手が、まず胸に触れた。乳首を指で軽くつまみ、ゆっくりと円を描く。シュウの体がビクンと跳ねる。山田医師「前回より敏感になってますね。成長期の良い兆候です」指が下へ移動し、腹部を撫で、へそを軽く押す。シュウの下半身が、すでに反応し始めていた。山田医師「では、次は陰茎の状態を確認します」医師の手が、シュウの陰茎に触れた。冷たいゴム手袋が、ゆっくりと包み込むように握る。シュウは息を詰めた。快感が、電流のように背筋を駆け上がる。山田医師「勃起反応は良好。サイズも順調に増加しています」医師は、もう片方の手で睾丸を優しく持ち上げ、軽く揉むように触診した。シュウの腰が浮き、声が漏れる。シュウ「……っ、はぁ……」山田医師「我慢しなくて大丈夫ですよ。自然な反応です」医師は測定器具を手に取り、細長いプローブをシュウの尿道口に近づけた。山田医師「今日は軽く内部を確認します。少し冷たいですが、すぐに慣れます」プローブが、ゆっくりと挿入された。冷たく、異物感が強い。だが、同時に、奥の方から甘い疼きが広がる。

  • 名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)   第28話「特別室の最初の触診」

    検査当日。朝のホームルームが終わった直後、1年2組の教室に担任の佐藤先生が入ってきた。いつもより声が低く、抑揚がない。佐藤先生「えー、今日は特別健康観察プログラムの初回検査日です。対象者は、出席番号順に体育館奥の特別室へ移動してください。持ち物は必要ありません。制服のまま行ってください」教室が一瞬、静まり返った。シュウは窓際の席で、ゆっくりと立ち上がった。隣のタクミが、机の下で拳を握っているのが見えた。佐藤先生「では……出席番号1番から。準備ができたら、静かに移動してください」最初に呼ばれたのは、女子の1番。彼女は顔を赤らめながら立ち上がり、教室を出て行った。シュウの番号は、出席簿で28番。タクミは30番。教室は徐々に人が減っていき、残った生徒たちの間に、重い空気が流れた。タクミが小声で言った。タクミ「……俺たち、順番が遅いな。待ってる間、頭おかしくなりそう」シュウは頷いた。シュウ「待つしかない。……でも、特別室の配置は覚えた。奥の扉の先、旧通路に繋がってる可能性が高い」時間はゆっくりと過ぎた。11時頃、ようやくシュウの名前が呼ばれた。佐藤先生「出席番号28番、シュウくん。体育館へ」シュウは立ち上がり、タクミと目配せをした。タクミ「……気をつけろ」シュウは静かに教室を出た。体育館の奥、普段は使われていない扉の前に、白衣を着た中年男性の医師が立っていた。名札には『特別健康観察担当 山田』と書かれている。山田医師「シュウくんですね。こちらへ」扉を開けると、狭い廊下。奥に小さな個室が三つ。白いカーテンで仕切られた簡易ベッドと、測定器具が並んでいる。山田医師「制服の上着とシャツを脱いで、ベッドに横になってください。下はズボンのまま結構です」シュウは無言で上着を脱ぎ、シャツのボタンを外した。冷たい空気が肌に触

  • 名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)   第27話「検査の前夜に疼く体」

    星見中学校の校舎は、夕暮れの薄闇に沈み始めていた。放課後のチャイムが鳴り終わり、ほとんどの生徒が帰宅した後、シュウとタクミは図書室の奥のコーナーに残っていた。テーブルの上には、昨日と同じ古い資料が広げられているが、今日は誰も触れていない。シュウは窓の外を眺め、ぼんやりと指を動かしていた。赤い破片はもうない。代わりに、胸の奥に残る空虚な疼きだけが、静かに広がっている。タクミが隣で足を組み、机に肘をついた。タクミ「……明日からだな。検査」シュウは小さく頷いた。シュウ「1年2組は、午前中の3時間目から。体育館の奥の特別室だって」タクミは天井を見上げ、深く息を吐いた。タクミ「じぃちゃんの話、本当だったんだな。『大事なところを1年にわたって発達を検査する』……何だよ、それ。気持ち悪い」シュウは資料の端を指でなぞった。そこには、薄れたインクで『特別健康観察プログラム』という文字が残っている。学校の内部文書らしきコピーの一部。シュウ「表向きは『成長期のホルモン異常検知』。でも、検査内容は非公開。保護者にも詳細は知らされない。毎年、数年に一度、特定の学年だけ」タクミの指が机を叩く。リズムが速くなっている。タクミ「学校側が絡んでるってことは……高槻のプロジェクトの残りカスか?」シュウは首を振った。シュウ「高槻は死んだ。鏡も壊れた。でも、この検査は……もっと前から続いてる。じぃちゃんが言ってたのは、20年以上前からだって」タクミは黙り込んだ。図書室の静けさが、二人の間に重くのしかかる。タクミ「……俺たち、どうすんだ? 逃げるか?」シュウはゆっくりと首を振った。シュウ「逃げられない。学校のシステムで、欠席は即保護者連絡。しかも、検査は『任意』じゃなくて『必須』扱い。拒否したら、進級に影響が出る可能性もある」タクミは拳を握った。タクミ「じゃあ……受けるしかないってことか」

  • 名探偵シュウと秘密の校舎(中学生編)   第26話「極秘検査の予感」

    星見中学校の日常は、静かに戻っていた。朝のホームルームが終わり、教室はいつもの喧騒に包まれる。カナエはテニス部の朝練へ向かい、制服のスカートを軽く払って走り出した。ケンタはサッカーボールを抱えてグラウンドへ急ぎ、リナは美術室の鍵を握りしめて廊下を歩く。三人はそれぞれの場所で、汗と集中を注ぎ始めていた。シュウとタクミは、昼休みに図書室の奥の席に陣取っていた。窓から差し込む陽光が、古い木の机を優しく照らす。テーブルの上には、学校の古い資料や新聞の切り抜きが散らばっている。タクミが古い学年誌をめくりながら、ぼそっと言った。タクミ「やっぱり、最近の事件の痕跡はもうねえな。怨みも、人形も、足音も……全部消えた」シュウは資料のページを指でなぞりながら、静かに頷いた。シュウ「高槻の意識は、破片と一緒に消えた。父さんの記憶も……もう、俺の中には残ってない。でも、それでいい」タクミは学年誌を閉じ、背もたれに体を預けた。タクミ「じゃあ、次は何を探すんだ? また変な事件か?」シュウは少し間を置いて、口を開いた。シュウ「……じぃちゃんの話、覚えてるか」タクミが眉を上げた。タクミ「じぃちゃん? お前の爺さんか?」シュウは頷いた。シュウ「小学校の頃、じぃちゃんが言ってたんだ。『星見中学では、数年に一度、とんでもない検査が極秘で行われてんだ』って」タクミの目が細まった。タクミ「検査? 身体検査のことか?」シュウは声を低くした。シュウ「表向きは身体検査。でも、じぃちゃんは『大事なところを、1年にわたって発達を検査する』って言ってた。毎年じゃない。数年に一度、特定の学年だけ」タクミは身を乗り出した。タクミ「大事なところって……何だよ、それ」シュウは資料のページを指さした。古い学校新聞の切り抜き。『健康診断特別実施のお知らせ』という小さな記事。シュウ「今

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