Masukアタシは、おもむろに顔を低めて。
童貞君の股間の位置に顔が埋まる角度で、唇を童貞君の、おちんちんの先端へと宛てがう。
「えええっ? ちょ、何するの?」
パン食い競争で「パクン」とパンを咥えるが如くに。
何の躊躇いも無く、アタシ、咥え込んであげちゃうから、温かい口の中の感触を亀頭に感じて、生きてるって、童貞君も実感するだろう。
「ね、止め……」
「んぱっ……んぐっ……」
舌で転がすように口内で受け止める、膨らみの突起は逃がさないと。
自分の喉奥に引き込むように吸い付くアタシなのだ。
「……止め……ないで……イイっ……ま、まさにキミは『天使』だあーっ……」
蕩けそうなチンコの感触に、童貞君の目は精気を吸われるかの如く、恍惚の「天国」に棲まう豚妖精みたいな顔してる。
「ちゅぽっ……ちゅぽっ……ぐちゅちゅうーッ……」
今更、アタシが「天使」だと認めたか、この馬鹿、と思いつつも、アタシは横目で壁の「鏡」を見る。
童貞の癖に、いっちょ前に全身が映る様な鏡を壁に掛けていて生意気だ。
そう思いつつも、ウェーブのかかったセミロングの金髪が前後に動く、自分の顔を見て。
鏡の中のアタシの姿に、我ながら「菩薩」を感じる。
あ、いや、天使なのに「菩薩」って、宗教が違うけど。
鏡に映った青い瞳は西洋顔をしているだろうから、日本人のニンゲンの男からすればエキゾチックにミステリアスな雰囲気だから、尚更、興奮するのだろう。
「んー、んー、で、で、出るよぅ……」
まだ咥え始めてから、ものの二十秒くらいしか経っていないというのに。
童貞男は「許可」を求めるが如くに、大きな声で告げるから。
アタシは、首を上下に頷き、中で出して、と合図する。
「あっ……あっ……ああああーッ……」
痙攣するかの童貞男の股間の動きに、アタシの口内で熱い汁が溢れると。
そのドロッとした粘りの濃厚な苦みに、アタシは自らの舌で受けたホワイトソースの温かみを一気に飲み干した。
「ゴクッ」
強調するつもりではないのに、喉が鳴る音がして。
白目を剥くかの童貞君が、俄かに瞳に生気を戻し。
幸せそうな眼差しで、アタシの目を見つめるのだ。
「……ね、ねえ? 僕の精液、ゴックンしてくれたの……?」
だけど、その純粋な丸い瞳には一抹の不安も過るようだ。
「ん? 飲んだよ? マジで濃過ぎ。おめ、何日ぶり、だった?」
確かに食道を通り、胃の奥へ奥へと、童貞君の精子を泳がせる感触に。
アタシは「ベー」と舌を出し、微かな白味を舌の表面に見せるも。
「の、飲んでくれたんだっ? お、女の子が僕の精液を飲み干してくれるだなんて、産まれて初めてだからっ! こんなにも嬉しい事はないよっ!」
チンコが射精して、チンコから力がスウ~ッと抜ける感覚を味わった筈だろうに、この子、口の中に出したものだから、目で見て確かめられず、不安になったのかもね。
でも、アタシの舌の上に精液が一滴も残っていないのを見て、かなりの笑みに喜んで。
「ま、不味かったでしょう? 飲ませてごめんなさい……」
急に謝る、その瞳は、アタシへの申し訳なさの心遣いに溢れていて。
そんなウブさが、尚更、可愛い。
だから、アタシ、ちょっと苛めたくなった。
「んだよ? 何日ぶりかって訊いてンだろ? 答えろよ?」
出したばかりでフニャッと萎えた、陰茎を掴み、ギュウウ~ッと握り痛めつける。
その痛みというものが、マゾっ気の有るだろう、童貞男の興奮を再び喚起し。
「い、痛いよ……えと、七日……いや、八日目に突入してたのかなあ……流石にヌキたくなって、AVを観てオナってしまっていましたあああーっ……」
童貞君は、オナ禁モードに入っていた日々を、自分で記録を破ってしまった事に罪悪感を感じる素振りでアタシに言うから。
「ちげーよ。何で七日も、シコらなかった訳? アンタ、名前は? アタシはルエキラ。この欲情大天使様が、今から童貞奪ってあげるから。せめて名前を先に教えて」
手の中でまたギンギンに硬くなる、欲情棒に「ちゅっ」とキスしてあげて。
人間界の愚かしい禁欲賛美な風潮を打破するべく、即、こいつに童貞を卒業させる「深淵」の穴を見せてあげるのだ。
「ほうら? 本物だよ? 画面でしかマンコ見たことないっしょ?」
「清水原潔比琥《しみずはらきよひこ》。硬い名前だろ? きよひこ、って呼んでよ」
ゴクリと唾を飲み、アタシの下げたパンティーを見下ろし。
ゆっくりと顔を上げた童貞、いや、「きよひこ」は、アタシの股間の森林地帯を直視し。
そこにぱっくりと「穴」を開く、深い深い「宇宙」への入り口を凝視するから。
「じゃ『キヨ』って呼ぶよ」
アタシは恥ずかしくなって、童貞君を突き飛ばし。
仰向けに倒れ込んだ「キヨ」の、硬いままの肉棒にアタシは跨る。
「痛てて……あ、頭を打ったよ……」
「だとしても、超硬いまんまじゃん? 挿れるよ?」
女が上、男が下。
アダムとイヴの二人がニンゲンの始祖と教えられるけど、アダムには元々、リリスという妻が居た。
リリスは、女としてアダムに仕えるのを拒否し。
男であるアダムと対等を望むも、しまいにはそれ以上に女の自分こそがアダムの上に君臨しようとした。
だから、アタシもリリスに倣って、「キヨ」の上に跨り腰を振る女でありたい。
「パパがね、男なんて種発射装置みたいなモンだからって。シャンプーのノズルからピュッ、ピュッ、と噴射させる感じでー、イッパイ出させちゃえと言うんだよー」
天使の愛液は、魔法みたいによく濡れるから。
誘導してあげれば、すぽっ、と嵌まるようにして、「キヨ」のペニスが隠れていく。
アタシの肉の「穴」の中へと、男の分身がすっぽりと収まる様は、高次元のエネルギー体である天使からすれば、子孫を「受肉」させる為の聖なるショーの一幕に過ぎないんだ。
「ぼ、僕はどうすればいいんだ……?」
「動くのはアタシだから……あぁんっ……当たるぅ……ズンッときちゃう……」
騎乗位がアタシ主導のピストンに、「キヨ」の肉棒を擦り磨く。
膣の襞々がきつく締め付けて、強制的に男根の根元から「命」の種汁を吸い上げさせる肉襞ポンプの原理で。
「うわあああ……ぼ、僕の、ちんちんが吸い寄せられてっ……ルエキラちゃんのぉぉぉー、おまんこの一部になっちゃうよぉぉぉーっ……」
「語彙力のご威力が無いわねえッ……アンタも動きなさいよッ……はぁんーっ……童貞が童貞でなくなる瞬間っ……女のコ任せじゃ、バチが当たるよっ……イイっ……イイっ……もっと、もっと、ツツいてっ……」
杭打ち騎乗位の向かい合う馬乗りセックスは、アタシの上下する腰が童貞の運命を決するから。
倍加させたい快感は、下からの突き上げをも期待するけど。
「ぼ、僕も動くって、ええとぉ……こ、こうかな……?」
ぎこちない尻上げの「突き」が、二回、三回、と間を置いて放たれるが。
「ずぇんずぇんダメぇ……敢えてリズムを崩して御覧……合わせようと気を遣わないで……むしろ、ちぐはぐさが、逆に刺激になるから……」
AVばっか観てる割には、女性に合わせよう、合わせようとする、遠慮の気持ちから、波風を立てない大人しい「突き」を繰り出してくる。
だから、流れをブチ壊すくらいの「攻め」がアタシは欲しいの。
「いい? アタシのマンコの角度に……敢えて逆らってッ……その、ちぐはぐな角度がッ……ちんことマンコの摩擦を生むからぁーッ……」
ガニ股で咥え込むスパイダーの「穴」に、必死の童貞は、試行錯誤の「突き」を放つ。
「うるさいなあ! 僕の好きな様に動かせてくれよ!」
前傾するアタシの、膣の咥え込む角度に、敢えて抗うかの傍若無人な「攻め」が突かれると。
「あんぐっ……ぎゃっはぁぁぁーっ……」
猛獣の悲鳴の様な叫びを上げるアタシは、ポルチオの突起を撃破された、恍惚の喜びの中で得も言われぬ快感を味わい。
「い、痛かった?」
「キヨ」は自分が失敗をしたかと心配をするんだけど。
アタシは持続する快感に一気に「イッて」しまい。
「うへぇ……あへっ……あへっ……」
舌をだらりと垂らしたまま、言葉を発する事が出来ない程に、恍惚のヨダレを溢れさせる牝犬と堕ち。
「イグっ、イグっ、イグうううーっ……イグぐうううーッ……」
何十秒にも亘って、アタシが動物みたいな咆哮を奏でて、コントロールを失った肉の塊と化すので、流石に「キヨ」も怖くなるだろう。
「あ、あの……」
「あふぅんッ……イグっ……イグんっ……イググググぅんっ……」
言語は意味を為さない、子宮とカリ首とのノンバーバルなコミュニケーションをもっと続けたい。
だから、アタシは汗がダラダラと垂れ落ちるローブなんか脱ぎ捨てて。
完全なる全裸のままで、「パパ」が創り給うた被造物としての天使体を酷使する事に決めたのだ。
ティアドロップ型の涙の雫の様な、丸めの乳房が露骨に見えれば。
スパイダー騎乗位に覆われている、「キヨ」の視線が、乳首に集中。
それはそうだろう、アタシの乳首はチェリー・ニップル。
天使の果実は人間界のオスの目を釘付けにしちゃうんだもん!
「き、キミの、おおお、オッパイは何て鮮やかに赤くて……ゆ、ゆ、ゆ、揺れるんだああああーっ……」 ガブリ、と噛み付く乳首に、「キヨ」はもう、我を忘れて夢中になってる。 でも、アタシは未だ持続する「イク」感覚が、引いては寄せて引いては寄せる波の様に襲うから。「あ、あ、あんっ、浴びっ、浴びっ……浴びたいんっ……中に浴びせてんっ……早く……早く……早ぐぅぅぅーっ……」 蜘蛛が襲撃しているかのスパイダー騎乗位に、抗い必死に噛み付く童貞は、撃ち終えないと「卒業」したとは言えないから。 乳首を噛み付かれ、攻めと守りが互いに崩壊している野獣の様な攻防戦に、穴と凸とが過激な摩擦を繰り返しているというのに。 未だ発射されない子種ミルクの、その感触をアタシは早く子宮に満たしたい。「ぶはっ……ぼ、僕は遅漏なのかなぁーっ……」 「キヨ」が苦しくなって乳首を口から放したタイミングに。「本番でぇ……持続するチンチンは最強だよ……んちゅっ……れろっ……」 崩した体勢から「キヨ」の唇を奪い、「本茶臼」の密着騎乗位に被さり、お互いの乳首を重ね合わせながらディープなキスを。 今度は、「キヨ」に攻めに集中して欲しいけど、アタシも臼を挽くみたいにグラインドに膣を回したりして、ピストンと回転運動の蕩ける快感に、「キヨ」のチンポをイカせたい。「うぷぅ……き、キミは……天使じゃなくて……小悪魔だぁ……ああうぅ……ちんちんが溶けちゃうよ……」 目が「あの世」を見ている様な、意識が「ここに在らず」な「キヨ」は。 濃厚な唾液の交換と、膣内汁に浸される陰茎のトリップ感覚に、自身の性器が異次元に喪失した様な気分なのだろう。「アタシのぉ、アソコはぁ、バミューダトライアングルじゃないよぉ……それに悪魔だなんて失礼だよぉ……あはぁんっ……どうして『小』が付くのぉ……」 曲がりなりにも小さいとは言えない、「キヨ」の肉棒に突かれつつ、アタシは小悪魔だなんて言われた事にプライドが傷つき。 哀しみの中で膣を回していたら、子宮に温かい液が当たる感触を覚えた。「うっ」 何という、あっけない射精だ。「え……イッちゃったの? アタシがブルーになっている瞬間に……タイミング悪っ……」 どうもキヨの「絶頂」と、アタシの「イク」とはタイミングが一致しない。「ごめん……我慢出来なくって……」 途端に膣の中
アタシは、おもむろに顔を低めて。 童貞君の股間の位置に顔が埋まる角度で、唇を童貞君の、おちんちんの先端へと宛てがう。「えええっ? ちょ、何するの?」 パン食い競争で「パクン」とパンを咥えるが如くに。 何の躊躇いも無く、アタシ、咥え込んであげちゃうから、温かい口の中の感触を亀頭に感じて、生きてるって、童貞君も実感するだろう。「ね、止め……」「んぱっ……んぐっ……」 舌で転がすように口内で受け止める、膨らみの突起は逃がさないと。 自分の喉奥に引き込むように吸い付くアタシなのだ。「……止め……ないで……イイっ……ま、まさにキミは『天使』だあーっ……」 蕩けそうなチンコの感触に、童貞君の目は精気を吸われるかの如く、恍惚の「天国」に棲まう豚妖精みたいな顔してる。「ちゅぽっ……ちゅぽっ……ぐちゅちゅうーッ……」 今更、アタシが「天使」だと認めたか、この馬鹿、と思いつつも、アタシは横目で壁の「鏡」を見る。 童貞の癖に、いっちょ前に全身が映る様な鏡を壁に掛けていて生意気だ。 そう思いつつも、ウェーブのかかったセミロングの金髪が前後に動く、自分の顔を見て。 鏡の中のアタシの姿に、我ながら「菩薩」を感じる。 あ、いや、天使なのに「菩薩」って、宗教が違うけど。 鏡に映った青い瞳は西洋顔をしているだろうから、日本人のニンゲンの男からすればエキゾチックにミステリアスな雰囲気だから、尚更、興奮するのだろう。「んー、んー、で、で、出るよぅ……」 まだ咥え始めてから、ものの二十秒くらいしか経っていないというのに。 童貞男は「許可」を求めるが如くに、大きな声で告げるから。 アタシは、首を上下に頷き、中で出して、と合図する。「あっ……あっ……ああああーッ……」 痙攣するかの童貞男の股間の動きに、アタシの口内で熱い汁が溢れると。 そのドロッとした粘りの濃厚な苦みに、アタシは自らの舌で受けたホワイトソースの温かみを一気に飲み干した。「ゴクッ」 強調するつもりではないのに、喉が鳴る音がして。 白目を剥くかの童貞君が、俄かに瞳に生気を戻し。 幸せそうな眼差しで、アタシの目を見つめるのだ。「……ね、ねえ? 僕の精液、ゴックンしてくれたの……?」 だけど、その純粋な丸い瞳には一抹の不安も過るようだ。「ん? 飲んだよ? マジで濃過ぎ。おめ、何日ぶり、だ
高さ六百三十四メートルの電波塔の天辺から、見下ろす人間界に、生命反応はウジャウジャと有るというのに。 蠢く蟻の様な、無個性、均質的な、この「ニンゲン」という生き物を殖やす事を「神」は、お望みだ。「だけど、この国は『少子化』。笑止ね」 背中の翼が、笑うと揺れる。 背丈はニンゲンの女の子と、ほぼ変わらない一メートル六十三センチ。 視認される恐れはあるけど、どうせ気付かれない筈なのだ。 ニンゲンは世界の本質を知らない。 神は地上を監獄と定めている。 あくせく働いて、寝て、食べて。 それを無限に繰り返すだけの、肉体の囚われ魂に過ぎない囚人達だから。「パパは蟻のジオラマを造りたいと言うけど。脳が過大に発達し過ぎて、ニンゲン達は文明が手に負えないくらいに発展しちゃった。特に、この国は顕著に弊害が出てる。誰もが本能を忘れ、セックスをしなくなりつつある」 スコープで川辺のホテルを拡大すると。 窓の向こうに二匹の動物が居た。 全裸でヤッている男と女か。『あふン……イクっ……イクっ……』『ううッ……出るッ……』 声ばかりが大きい。 ややもすると演技の可能性も有る。 バックで尻を突き出し突かれる女と、しきりに腰を前後する男のシラケた交尾がズームに映し出されると、胸の底から不愉快な怒りが込み上げてくるのだ。「7ケタ動画ってヤツ? アングラでモザイクも無い分、騙しが効かないんだから。もっとリアルな交尾を映し出してあげなきゃ、観ている童貞も性欲を掻き立てられないでしょーがっ!」 これは始末をつけなきゃいけない、と天使に許可された「天罰執行システム」の発動に、アタシは飛び立つ事にした。 風に乗る天使の翼が大きく羽ばたく様に、空中回廊のような電波塔の展望室に驚くニンゲン達の眼差しを感じるけど。 瞬く間に降下したアタシはホテルの窓へと突き進み。 女が手をついてバランスを支える窓に、目が合いそうになるけど、どうせあちらは気付いていない。 朦朧とした意識に、ぼんやりと見つめる世界は、きっと非現実の写真の風景の様に隔絶されているのだろう。 だから、アタシがミリ単位まで接近して初めて驚いた目をしたが、遅い。 勢い飛び込んだアタシがガラスを割れば、十代後半くらいの少女は痙攣する肉体が絶頂の余韻に浸っていたのにも拘らず、本能的に避けないとならないアンビバ