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第224話

Author: かおる
彼はとうに、葛西先生が自分たちに敵意を抱いていることに気づいていた。

その時はただ気難しい性格なのだと思っていたが――ここで星を目にした今、すべてを理解した。

勇はしばらく考え込んだ末、はっとしたように叫んだ。

「そうか!

昨日あんたがわざと因縁をつけたのは、そういうことか!」

「因縁をつけた?」

葛西先生の顔が険しくなり、低く鼻を鳴らした。

「うちでは、いきがって横柄に振る舞う人間は歓迎せん。

診てもらいたいなら頭を下げるのが筋だろう。

少し注意しただけで、わざと難癖をつけたと?

おまえたちが昨日聞いたことなんて大したことじゃない。

星が義母のために薬を頼みに来た時なんぞ、もっと辛辣なことを言ったもんだ」

葛西先生は雅臣に顔を向けた。

「それにおまえ......なぜわしがおまえの素性を知っていなきゃならん?

この二年間、彼女が母親のために薬を求めに来た時に、おまえは一度でも顔を見せたか?

一度も現れたことのない男を、わしがどうやって知る?

どこの馬の骨とも分からんやつと同じだ。

世の中の人間がみんなおまえを知っているとでも思っているのか。

思い上が
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