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第 230 話

Author: 水原信
「社長、忘れていませんか?今日は温井秘書との離婚手続きの日です。役所へ行かないと……」

清が再度、慎重に切り出した。

「……」

州平は黙り込んだ。

その視線がカレンダーへと移る。今日が来れば、ちょうど結婚から三年目。

——そして、それは海咲との約束でもある「離婚の日」。

時が経つのは、なんて早いのだろう。

いつの間にか、彼女と結婚して三年も経っていたのか。

……けれど、清こそが一番よく知っているはずだった。

州平は苛立ちを隠せず、ネクタイを引き絞るように直しながら、鋭い視線を清に向ける。

「……海咲が、お前に言ったのか?」

その声には冷たい棘があった。

清はその険しさにゾクリとしながら、仕方な
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千恵
州平、この男、なんなの?
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